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いつかはそれを信じたい
2006年5月20日 07:39
人は、いつも目に見えるカタチを求めてしまう。 きっと安心するんだと思う。 科学で証明できないものは信じない。 そんな感じをテレビから吸収したりして。 あるいは、教科書の全部を埋め尽くすあのちっこい字がそうさせたのかもしれない。 人の価値を数字で刻む座標の上を歩くからか。 それはどっちに転んでも、「X」でも「Y」でも、目に見えなきゃ信じられない。 自分のこの目で見えなけりゃ、いつでもどこでも不安になる。 安心もイイけど、不安もイイ。 違う。 目に見えないからこそ、欲しくなる。 目に見えないからこそ、誰もが手にすることができる。 目に見えないからこそ、信じれる。 人は、それを手に入れてしまうと、やがてそれを忘れてしまう。 だけど絶対離さない。 それがあって、別のなにかも欲しくなる。 それは持っててあたり前だと感じてしまう。 目に見えても見えなくても、忘れようと憶えていようと、いつ...
愛色
2006年4月14日 02:27
一緒に過ごした時間よりも 出逢うまでが長かった僕たちだけど 君と過ごせた時間が どんなひとりの季節よりもずっとずっと長かった 桜の花が散るころに 僕らはそこで出逢って 同じ色の花びらの上 そこから二人で歩きだした 次の季節に迎えた日々で 強くにぎった手と手も ちょっとぎこちなくなったけど 今度は強く強く抱きしめた 愛色季節を重ねるたびに 君への想いも深まって 君が伸ばしたその手のひらと同じように 季節の木の葉も頬を染めてく あの日言葉に変えた僕の気持ち その夜明けの景色を変えた雪のように 君の心にずっとずっと降り積もればいい 君のリングに触れるたびに感じられた 優しく冷たいそのぬくもりのように 愛色季節を重ねてゆくたび 僕らは変わらぬ約束を “また変わらぬ季節を繰り返そう” また君と変わらぬ季節を繰り返そう そう君と一緒に変わらぬ季節と景色を ...
1sec
2006年4月 4日 06:44
忘れられぬこの想い いつかきっと忘れよう それがいつか想い出と呼べるようになるまでに そのとき時計は意味を消す 時を刻むことが小さく見える 1秒がとても小さいものであるかのように思える。 想い出のなかの1秒はとても大きいものなのに ...