“ あの日 ” の検索結果

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もう一度、もう二度と、1日を。

2007年5月 1日 01:46

ふと思いだすんだ たった一度君とそばにいて永遠を願った1日を あのまますべてを奪い去って つないだまま離れずにそのままどこかへ逃げていたら うしろ指をさされようとどんな傷を負おうとも 今もそばにいれてるのかなって そして二人で笑って過ごせているのかなって 泣き虫だった君なのに 君は最後に囁いた 無言で僕に愛の言葉を あのとき君はなにを見ていた? 僕のなかになにを感じた? そして一度も振り返らずに去っていった また僕のいない日々のなかへ きっと心のどこかに僕をしまって 今はだれのそばにいるのかな いつも泣いてばかりの君だったけど 今は笑って過ごせてるかな 君に永遠を願ったあの日 きっと僕はそれを手にした...

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僕ら

2006年9月14日 00:34

もう涙なんかいらないさ。 つらいときも嬉しいときも、きっと充分流しただろ? きっと僕の知らないときも。 言葉もきっと必要ない。 もいちど自分と向き合ったとき、自分自身に笑ってあげて。 “本当にありがとう”って。 だけどこれからもずっと大切にしていきたいのは、こうして少し離れて本を読んでる横顔。 いつも同じじゃなくていい。 ずっと見ててほしいなんて言わない。 昨日の笑顔もあの日の涙も、今きみが抱えるその本も、きっと僕らと呼べるすべてのなかの1つだから。 僕らのすべてが、僕らっていう1つなんだから。 きみはきみの宝なんだ。...

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その理由に濡れた朝露

2006年7月24日 23:55

 部屋に帰ってきたら、まずパソコンをつける。何よりまず、パソコンをつける。  そして、心のなかで誰かがお経を唱えるてるようなブイ~ンって鳴ってるのを背筋に感じながら、その日着ていた服を脱ぎ、きちんとハンガーにかけて、部屋着になる。  椅子に座って、タバコに火をつける。音楽をかける。とりあえずコンポに入ってるCDをそのままだ。  階下に行って、ジュースか麦茶かウーロン茶をグラスに注ぎ、ブラシで手を洗って、また部屋に戻ってきて1本めのタバコを灰皿へ。  そして2本め……  頭がおかしくなりそうだ。  誰もいないベッド。まわさない扇風機と、開け放たれた窓の外から聞こえてくる真夜中の声。風。雨。スピーカーから聴こえてくる聴き慣れた歌声。働かない脳ミソ。なんのために詰まってるのかもわからない。  なんも考えてない。  ただ指先が心のままにキーボードを打ちつづけてる。だけど感じてるのは、...

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本気の嘘は、時に真実。

2006年7月23日 06:28

 なぜ? …なぜ? ……なぜ?  今ごろ気づく。  あのとき手を伸ばさなきゃ…あの日、ピアノを弾かなけりゃ…あの瞬間、涙をこらえてれば…  後悔先に立たずとはよく言ったもんだけども、でも、わかっちゃいるけどやってしまうということもあるわけだ。  わかっちゃいるけど、奥歯の牛スジが気にかかる…おっと、隠しながらも思わずシーハーしちゃう焼肉屋のOLたち。  わかっちゃいるけど、今は日記が書きたくて…くわえ煙草でしかめっ面を浮かべてる一流企業の社長秘書。  わかっちゃいるけど、このままなんて帰れない…口先三寸の「愛してる」  でもすぐバレる上辺だけの心の内。  たとえ嘘でも、その時だけは本気になれる。  騙しはしないさ。  そんな自分に騙される。  …そんな自分。  そんなのも「アリ」じゃない??...

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君への物語

2006年6月 9日 18:28

君と一緒にいれなかった時間 今だから 君に語れることがある 君に聞かせたい物語ができた 僕の物語 すぐに遠くへ行ったんだ 苦手だった一人旅 空の下 風に吹かれて 道の上 先を聞いて あてはなかったはずだけど 海があって山があって 人がいて犬がいて 雨が降ってまた晴れて そしてまた僕は歩いた 君と離れて少し友達が増えた 嬉しいのかな それとも悲しいのかな 喜んでもいいのかな 君がいないことに慣れていった 一人でいるのがあたり前になっていった 君はいない 君じゃないほかの人ばっかりだ 手もつないだ キスもした セックスもした 彼女のなかに溶けていった それもたくさん もしかしたら君とよりも多かった あんなにも怖かったのに 冗談交じりに誓ったあの日 同じことを彼女に誓った そして同じように別れていった 白々しいほど愛を叫んで 苦しいほどに愛を感じて 痛いくらい人を愛した そしてなぜ...

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応援ソング

2006年5月22日 02:36

いつも後悔なんてしたくないと言い聞かせては いつも後悔ばかりをそんなふうに繰り返してた 涙を流す自分の姿が先に見えた 顔を背けるむこうの景色がそこにはあった 幸せはいつもむこうにあって 届きそうで届かない 悔しくてほんのちょっと背伸びして 見えないむこう側を見ようとしてる子供のように 「もういい大人」と自分につぶやきながら たとえ1つだけだって 幸せこの手につかんでみれば また1つむこう側に見えた気がする そしてそれが欲しくなるんだ 幸せはいつもほんの少し先にある だからぼくらはいくつもの幸せをつかんでいける 後悔が今またあとからやってきても 先には希望が待っている そうなんだ 後悔は むこう側にまた1つ幸せを見つけられることなんだ 始まりだ あの日後悔しなければ今の幸せはなかったんだ...

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トンネル

2006年5月16日 21:19

昔あそんだ近くの公園 ふと止めた靴のつま先 小さな石が大きな音を立てていた ふと見た砂場の子供たち みんなでトンネル作ってた 一生懸命作ってた みんなで汚れて みんなで笑って 楽しそうに作ってた つながったトンネルの向こうで友達の手に触れた 笑って 笑って 大きな声で笑ってた 嬉しそうに笑ってた いつかの景色が僕の足もとすり抜けたけど 今はだれかの舌打ちすらも聞こえない 風が僕にむなしさ連れて 消せない景色を求めてる 見えないボールを探したあの日 今度は僕が舌打ちしてた そしてまた歩きはじめる...

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たったひとりのひと

2006年5月11日 21:37

僕のこの小さな胸は いつも伝えたい言葉であふれてしまう 必死にとめてた涙みたいに… あなたは泣いてたね… 笑ってもいたよね… あなたはずっと僕の横顔を見つめてた…知ってるよ 僕はまっすぐになんて見れなくて あなたの瞳は 僕には優しすぎるから… 別の景色を眺めては なんでもよかったんだ 僕はそこで何もかもをゆがめてしまってたんだと思う… あなたへの気持ちも… 僕の気持ちも… でもまたこうして普通にあたり前のように そんな関係でおしゃべりできるようになったんだね 僕は本当は嬉しいんだ 嬉しいんだ 本当に嬉しいんだ 今は一番身近な人に思えるんだ 今正直に言うよ 最後に見送ったあなたの小さなうしろ姿が あのころの僕にはとても淋しくて ホントは消えてしまいたいとさえ思ってたんだ… もっとずっとそばにいてほしかったのに… あの日に飲み込んだ涙が 今は後悔と一緒に同じ涙に変わってる ...

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