“ やけに ” の検索結果

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  • 6 F/O ぐらいあったよ

2007年4月10日 01:14

なんだかやけに天気がいいけど 今日はなんとなく君と閉じこもって過ごしたい 話そう 君を話そう 僕の知らない君の過去も 君が描く未来の姿も 君のすべてを見つめていよう 知らないことを話すとき そして聞くとき 君はなにかを思い出そうとするように なにもないところを見上げるね そして少し猫背になって 嬉しそうに笑うんだ 少し寒いと木洩れ日のように差し込む窓際へ 子供のように這っていくのも今は恥ずかしくないんだね 凛とした顔立ちも隙のないたたずまいも 君の内面までは隠せないさ そやって自分だけで勝手にどこかへ行ってしまうのも 突然まったく関係のないことを考えては話しだすのも いつも僕の腕から離れたあとで 決まって僕に微笑みかけるんだ 君は窓の外のなにかを眺めてる 僕は君に寄り添ってそっとその背中を抱きしめる 君は僕のその腕を見つめながら 掌でゆっくりなぞって手をにぎる そしてまたなに...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

グー・チョキ

2006年9月11日 03:09

 “神様”って、1人じゃなくていいのかもね。  つらいときに神頼みってしたくなるから、もし神様が1人だけだったら、神様だって大変だ。  全部が全部助けられない。  神様って万能らしいから、体が1つだけじゃないかもしれない。それでもきっと、息切れするだろうし、病気にもなったりするかもしれない。風邪で寝込んだり、今日はちょっと疲れたから人並みに“サボり”とかあってもいい。  つらいときだけ神様に頼ってたんじゃ、神様だってサジも投げたくなるだろうさ。  でも何かあったとき、感謝されるのも神様だから、そうも言ってられないんだろう。  まあ、こんだけたくさんの神様がいるのに、助けられる人と助けてはもらえない人がいるってのは、そのへんを口実にすることもできるんだろうけど……  お賽銭だって、子供にあげるお小遣いの10分の1にもならないさ。  助けられた人だけが信じて、そうじゃない人は信じ...

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Essay
タグ :
いつか

ワールドグランプリックス

2006年8月21日 17:57

 ついに始まってしまった……  女子バレーボール ワールドグランプリ!!  ああ、なんてこったい……  落ち着くまで、もうちょっとでいいから待ってほしかった。  またビデオ観戦かよ!!  もうずいぶん前だけども、あのワールドカップもそう。  バイトへ行くたんびに、大のサッカー好きが1人いて、ここぞとばかりにしゃべりだすわけです。  まあ、その彼は、一応俺様がビデオだってのを知ってるのでそれなりに配慮はしてくれるんですが、もう1人のサッカーちょい好きオヤジが、ワールドカップで巷が盛り上がってるからってなにげなさを装って話しだすわけだ。  そのオヤジは単に暇だから話しかけるだけで、ほかに自分が興味ありそうなことならなんでもいいくせして、俺様がビデオでまだ観てねぇってわかってるのにしゃべる。嫌がらせ以外のなにものです。  やがて、口々に結果とか試合展開とか納得いかないだの何だのしゃ...

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Diary
タグ :
いつか

LADY

2006年4月29日 23:36

やわらかな曲線 空と海の隙間みたいに美しい 優しい口唇 紅いジュースをこぼしたように濡れている その奥を隠しながら透きとおる瞳 なにも見ずに風のように流れてゆく ちょっと他人のかおりが漂う髪 自分のなにを隠すか戸惑うように いつも生まれたてのようなにおいがする だけどその胸 悪魔のようになんでも抱ける もっとも美しく聡明な天使が地上へ降りて悪魔になったという 天の光で大地の影を大きくしたのか それともそれは男の偉業と言えるのか 闇夜に爪が突き刺さる いまだに【女】って字がうまく書けない いつもどこかバランス悪くて何度も何度も書きなおす いつか完成するのだろうか なにもかもが自問自答 いつか終わりがくるのだろうか 始まりさえもわからぬままに いつかすべてが見えるのだろうか 髪に隠れたピアスのように ちょっと年が上ってだけで、それだけやけに気にしてたろ? なにもわかっちゃいないん...

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Poetry
タグ :
いつか

2006年4月26日 01:20

目を開けて そう、ゆっくりと…… なんにもないのに天井見上げていた 蛍光灯が光ってた まぶしかった やけにまぶしく感じてた そのとき2度目 きっと2度目 僕の心が目を明けた そして気がつくと、なにもかもがバカバカしかった 自分のすべてをさらすことも 自分のなにかを隠すことも 突然だった 考えるようになった 後も先も見えなかった僕に 先が見えるようになったんだ 光があるのか 光はないのか 思考にプラスもマイナスもなかった頃 僕はなにも考えず 僕はなにも疑わず 僕はなにも知らなかった 僕の記憶はそのときから 僕の影はそこから伸びた 写真を見てもなにも感じたりはできなかった それが自分だともわからない ただそれを撮った母のぬくもりだけを感じられる そこに刻んだ母の夢と なにを隠して生きてきたのか なにをさらして生きてきたのか 僕の影は光とともに伸びてきたのか 闇のなかにさらに深い闇...

カテゴリー :
Poetry

まずいコーヒーでも飲めた日々

2006年4月13日 02:22

今日のコーヒーはやけに苦くて いつもより多く砂糖を溶かしこんで グルグルグルグルかき混ぜた だけどちっとも甘くなんか感じない 思えば今日は二日酔い はしゃぎ合ったぬくもりも 昨日は昨日で 昨日だけ ヒリつくような頭のなかは まどろみなのか 夢なのか それから僕は何もしない なにも見ない なにも感じようともしていない 匙に滴る雫でさえ この瞳のなかじゃ渇きだけしか映らない 僕はいつからこんなに強くなったのか なにもかもが眠れば消える 僕はいつからこんなに強くなったのか 夢も心も切り捨てて…… 僕はいつからこんなに弱くなったのか ただじっと全部を背負って我慢して なにもかもを忘れてしまう いつからか自分の靴を履き替えた 真新しいちょっと高価な黒い靴 ある日靴を並べてみた どんどんキレイになっていった まるで汚れることを知らないように 一体どこを歩いていたのか?...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
2つ, いつから, いつからか, いつも, かき混ぜ, こぼれる, ただ, どこ, なにも, なにもかも, ぬくもり, はしゃぎ合った, ひび, ほしい, まどろみ, みんな, やけに, カネ, キス, キレイに, コーヒー, , 今日, , 何もしない, , 優しい, 全部, 切り捨てて, 右手, 同じだけ, , 囲まれて, 垂らす, 埋める, 売れやしない, 変えて, , 失うこと, , 左手, 弱くなった, 強くなった, , 忘れて, 思えば, 感じない, 感じよう, 我慢, 映らない, 昨日, 本当に, , 欲しかった, 歩いて, 汚れる, 消える, 渇き, 甘く, 真新しい, 眠れば, , 知らない, 砂糖, 笑って, 笑顔, 背負って, 自分, , 苦くて, , 裏腹, 見ない, 親友, 言葉, , 誉められたい, 認められたい, 逃げ道, 重ね, 重ねた, 隠し, , , 頭のなか, 飲めない, 飲んで, 高価
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