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なんとなく結露。

2006年12月13日 01:24

 1日中、あの椅子に座ってパソコンをイジッてると、脚が動かなくなるようだ。  うちに帰って、いったんやり始めると、平気で10時間とか20時間とか超える。  で、椅子の上で体育座りとかしだすと、そのまま足が固まって、伸びなくなるらしい。  これは恐ろしいことだ。  そんなわけで最近、生活のリズムを変えてみた。  が、すぐに相変わらずの寝ないリズムに戻ってしまう。  うちに帰るっていうのが、まずいけないらしい。  家、あの部屋に帰ると、どうしてもおれを誘惑してやまない。  誘惑が多すぎる。  だから寝ない。  で、結局寝ない。  で、次の日も、そのまた次の日も、寝ないのだよ。  でも、バイトがあるから、そのあいだに寝てしまうわけだ。  たぶん、これでずっと家から出なくていい生活だったら、ホント寝なそうな自分が怖い。  これはむしろバイトに感謝すべきだろうか……  とはいうものの、...

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単なる松田拓弥

2006年8月29日 02:01

 今の僕は、自分の夢に食われてる。  未来の自分が、今の自分を食っている。 「作家になります」  きっぱりとした口調でそう口にするたびに、同じことを自分に言い聞かせているんじゃないかという気になる。そうやって、自分で自分勝手に築きあげた中身にしがみついて、そこが空洞になってしまうのを食い止めようと必死になっているような、そんな感覚に揺さぶられる。そして、揺れてしまう。 <僕は、本当に作家になりたいんだろうか?>  定石どおりに、ちょっと照れたように自分の夢を口にすることで、女の人にモテたいという下心なのかもしれない。雑誌で読んだし、少なからず自分の経験からもそれはわかってる。  モテたいというのを全部否定すれば、それは嘘になるけど、それも少なからずあるとは思う。そういう一面。  そこでいつも言われるのが、作家とかなら「就職して仕事しながらでもできるじゃない」だ。  ごもっとも...

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あいのりについて

2006年7月18日 05:44

 いやぁ~、あんだよ!!  ひさよん、すっげぇ~いい子!!  めっちゃカワイイ!!  あんなことを言うなんざぁ~、どれだけの勇気がいったことか……  想像もできん。  あんなことしっかりと伝えられる人なんて、そうそういねぇ~だろうなぁ~……  逢ったことね。  あんなにも人と正面からちゃんと向き合えるなんて……  これも全納の力LOVEのなせる業なのか……  しかしまあ、あんなにもはっきりしっかり「好き」っていう気持ちを、強く強く、そしてホントに本気でぶつけられるなんて……  すごいよ、ひさよん。  やっぱなぁ~、人間それなりに大きくなってくるとさ、それなりの自分っていうのが自分勝手に築き上げられちゃってさ、そこに執着しちゃうもんじゃん。  田上くんの態度、わかる。わかるよ。  あんなこと言われたというか、あんなふうな言い方されたら、そりゃ逃げだしたくもなるよな……  あ、い...

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花びら

2006年6月23日 10:15

しばらく遠ざかる風の行方を眺めていた 桜の花が舞い散るなかで 君はドラマみたいだ まるで他人のような美しさ そして儚さ 君は一度も振り返らずに どこかのかどで曲がって行った 帰る場所はそっちじゃない どうしてふたり 振り返ってしまうのだろう 向き合うことをやめてしまった こぼれ落ちた花びらのように...

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期待

2006年6月 8日 21:53

 頭ではわかってる。  でも、なかなかできないことがある。  今でもはっきりと、細かいところまで鮮明に憶えてる。そしてその言葉も、今なお心の奥底に刻み込まれてる。  改めてあのとき教えてもらった、本当に嬉しかった言葉…  高校2年の2学期、体育の評価は“4”だった。  生まれてはじめてのことだった。小学校の始めての成績表までさかのぼってもそれは、初めてのことだった。  体育なら、絶対の自信があった。成績や数字のつくものなら、常に最高のものしかもらったことがなかった。もっとも苦手な水泳でもそれは同じことだったのに…  その日、すぐさま先生のもとへと難クセつけに体育準備室まで走っていった。  先生は、いつもどおり細い缶のコーラを飲んでいた。いつもと違うのは、落ち着かなげにそこのなかをブラブラ歩いてたことだ。  俺の顔を見ると、その足が止まった。 「おう、どうした?」  どうしたじ...

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ありふれた時間

2006年6月 6日 21:36

見慣れた街に雪が降る 歩くたびに鈴蘭の花が凛と音をたてそうで つかめもしない水でさえひび割れしそうにガラスを包む だけど君は白い服で笑ってる 向かいの小さな喫茶店 帰る時間をいつもそこで刻んでる だけど今は空を見上げてくれる 君の腕時計も今は僕のコートのポケットのなかだから いつもよりもほんの少し君は深く 僕の腕に抱かれてく ほかには何もない時間 君と僕と今は雪 いつもと同じ君なのに いつもと違う君がいる 音もなく静かに雪が降りつづく きっと窓のむこうじゃ同じように時も積もって 予約しといた高級フランス料理さえ 今ごろ雪だるまみたいにされてるのかな 君もいつの間にか眠っちゃったね でもいんだ そんなことはどうでもいいんだ 君をこのまま抱きしめたい だけど今はこのまましばらく寝ていてほしい 何度も同じ話を繰り返したり お互いの変わらなさを笑ったり この手 この肩 この口唇 いつ...

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心の森

2006年5月22日 07:23

ふたり 一緒だったのに いつの間にか迷ってしまって あなたにはぐれてしまっていた でも今わたしは一人だけど まだ前を向いて歩いてゆける あなたの背中を探している あなたもわたしを探してくれてる そう信じていられたから だけどいつしか疲れてしまって 時折座りこんでしまっていた いつも心にあったはずの あなたの背中も消えていた 振り向いてもくれないから なにを探していたんだろう? なにを探しているんだろう? あなたのいない わたしがいる 暗い道では手をつないでくれてたね 遠くであなたを眺めたときもあった 笑ってたね 楽しそうに 嬉しそうに 迷ったりはしなかった この手を伸ばせば いつでもどこかに触れられた そんな距離が支えてくれた 帰る場所もわかってた またふたりで同じところに戻ってゆける そんな安心に背中を押されて歩いてゆけた だけど今は不安や怖さに背中を押されて ひとりでふた...

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長靴

2006年5月21日 22:09

「ホントおまえって、人の心に平気で土足でズカズカ入ってくタイプだよな、ホント」  考えた。  考えさせられた。  なんかちょっとだけ悩んだかもしれない。  ……でも、たいして深くじゃなかった。  たまたま出向いた先で、たまたま高校のときのヤツに会った。  挨拶だけして去ろうとの予定が、近くにあった店に入ることになっていた。そいつと一緒にいた女の子は帰っていった。ちょっと離れたところで傍観者に成り果てていた彼女は、最初は「は?」って顔をしてたけど、すぐにそいつの肩越しからこちらを覗きこむと、ケータイを確認してから、なぜだか納得したようにクルリと背を向けて歩いて行った。  そいつとはあんまり話したことはなかった。たまたま同じクラスになって席が隣になって、それから話すようになって、でも卒業するまでにはどちらからも話すことはなくなってた。  でも、そんなそいつが話すことは、そんなに軽...

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Essay
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