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赤く腫れるケツ

2007年7月 5日 00:55

いつもできてることばかり何度も何度も見つめなおしては まだまだと自分の尻をたたいてる だけどホントはそこに満足しきった自分もいる 探してるのは今のベッドで使える新しい枕 ちょっと見た目や色が違うだけで 今だってぐっすり眠れてる 求めてるのはもっと上 だけど探してるのは同じ目線 踏みしめてるのはもっと下 抱く夢さえ両手で届く範囲だけで 自分ができるものの枠のなかしか その翼を広げられない だけどそんな自分を嫌いにもなれない 夢や希望がなにより大事と雲をつかもうとするもう一方の手で 金や女のはっきりと跡を残す足取りを追いかける どっちがホントに大事かなんて全然決められないし そんなの考えることすらバカバカしくも思えてきた 上や下がないのなら 右も左もどうでもいい たとえそんな自分を突き動かすのが 今は虚しさだったとしても たたいたケツは腫れあがる そんなふうに自分は変わる 変わっ...

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Poetry
タグ :
いつか

暗闇のチョークスリーパー。

2006年12月27日 03:37

 ……目覚まし時計が鳴りだした。  21時38分。  見ないまま目覚まし時計のてっぺんに設けられたボタンを押す。  スヌーズ機能で一時的に音が止まる。何分か後にまた鳴る。  そのまま反対側の腕を伸ばし、枕のそばの携帯電話を手探りする。  そのあたりに携帯電話はなかった。  ジャンバーのポケットに入れたまんまだ。  重い体を無理やり起こして、クロゼットの扉にかけてあるそこから携帯電話を取りだす。  ディスプレイを開く。  バッテリーが切れていた。  暗闇のなかまたベッドに戻り、枕に顔を埋めて下敷きになっている携帯電話の充電コードを探す。  見つけて携帯電話にプラグを差し込む。  いったん電源ボタンから指を離して、充電中の赤いランプがついたのを確認したあと、電源ボタンを押した。  電源の入る音が響いた。“切”ボタンを連打して、いくつかの起動画面を飛ばす。  アラームが終わったとい...

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Diary
タグ :
いつか

正しい、人の愛し方

2006年8月26日 00:34

 自販機で買ったジュースは、きっと出てくるのもジュースだろうと思う。  ただ、お金を入れて、飲みたいジュースのボタンを押せばいい。  でも、こればっかりはそうとも言えなそうだ。  まず、愛するって何だろうって考えてみたとき、だいたい途中で挫折する。答えが見つからない。  「答えなんて、ない?」なんていう使い古しで、なんとも魅惑的でロマンチックな結論を答えにしてみる。  で、眠りのなかで見た夢の人の微笑みを、愛だなんて呼んでみる。  そこでちょっと違う角度から攻めてみる。  なぜ愛するのか?  そんなことは特にどうってことはない。愛したいからだ。理由なんてないと思う。  一緒にいたいから?  ただたまたま、そのときそこにいたから?  「愛してる」って言われたから?  そんなんだったら、もうコロンブスの卵みたいな疑問も沸いてくる。  愛してるから一緒にいたいと思うんじゃないか? ...

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Essay
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いつか

「閉じ込められた」はウソだった

2006年6月17日 00:32

 いやぁ~、かわいいなぁ~と思った。  まあ、警察まで巻き込んじゃったのはちょっとマズったけどね。  ってか、そうなる前に親のほうも、ちょっと子供の言葉を鵜呑みにしすぎたんじゃね??  心配するのはわかる。  僕だってもしそんなこと子供に言われたら……いや、そんときはたぶん、警察に連絡する前にもう、自分が血眼になって探しに奔走するだろうな。  でも、けっこうそういうのってなんとなくわかるもんなんじゃねぇの??  “怒られる”と思ってついた嘘なんて、僕が子供んときはまるで通じた試しがねぇ。すぐバレた。  嘘をつくのは、子供のころからけっこう上手なほうだったと思う。  でも、自分の親にだけは通用しなかった。  まあ、必死とあらば、子供ほど演技のうまい役者はいないだろうけどさ。  ジェイミー・フォックスもまっつぁおだ。ヒラリー・スワンクも生き返るだろうさ。  とはいえ、仕事でやって...

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Diary
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いつか

あなたが寝てる間に

2006年5月22日 05:54

いつもいつも試行錯誤で 流行の歌や神話のなかや映画から 愛の言葉をひっぱりだしては 自分のことだと胸にしまう だから今は自分の愛がわからない どれもこれも誰かが作ったものだから 自分の愛が見つからない あなたに贈れるものがない だけどこうして探しているのは 愛はきっとどこかにある 自分の 自分だけの愛が きっとどこかにあって それをいつしかこの手につかめる そしてあなたに届けられる そう信じていたいから あなたの愛に応えることが 今こうしていることなら ぼくも自分に自信が持てる 「愛してる」という言葉なら あなたの愛する誰かの歌で きっとぼくのそれより聴いているだろう 選ばれたのはぼくだけれど そのなかには不安しかない それを愛と呼べるなら ぼくはその結晶だろう そんなことを考えてるとき あなたはそっとぼくの胸に手を添えた あなたが愛しているものは ぼくも愛せる気がしてる ど...

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Poetry
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いつか

ぼくはここにいる

2006年4月26日 20:57

汚れたままのその鏡 光を閉じるその扉 闇を切り取る大きな窓 景色をにじますこの夕陽 きみの影 小さすぎたあの枕 形のゆがんだ水色のクッション ほのかに揺れる椅子の背中 夕陽に向かうこの自転車 きみを感じたその温かさ 追いかけて 待って 涙が枯れて ぬくもりも消え 胸が痛い きみはもういない でもぼくはここにいる...

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Poetry
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いない, きみ, ここにいる, ぬくもり, ぼく, ゆがんだ, , 夕陽, , , 待って, 感じた, , 揺れる, 景色, , 枯れて, 椅子, 水色, 汚れた, , 温かさ, 痛い, , 背中, , 自転車, 追いかけて, ,
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