“ 死ぬ ” の検索結果

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名のある存在

2006年10月17日 06:19

 人って、自分を知りすぎると、最終的には死んでしまうのかなとか最近思った。  “自分探しの旅”とかってよく聞く言葉だけど、それって、僕は思う。  それまで築いてきた自分っていうのを、いっときでもいい、一瞬でもいいから忘れてしまいときの気持ちなんだって。  旅好きの人ほど、変化っていうのを求めてるのかなとか。  人生って、愛とかなんとか、最愛の人、伴侶、あるいは“失った自分の半分”なんて表現もあるけど、そういうのを探すんじゃなくて、すごくありきたりだけど、ホントの自分っていうか、ただの自分、ただ“純粋な自分”っていうのを探してく自分のなかに積み重ねてく時間の軌跡なんじゃないかな。  それこそ、今の僕が考えられるホントシンプルな表現だと、自分自身の生と死の狭間 ── 他人うんぬんじゃなくて。  そんななかに最愛の人だとか運命だとか、友達だとか恋人だとかとの出逢いがあったり別れがあ...

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単なる松田拓弥

2006年8月29日 02:01

 今の僕は、自分の夢に食われてる。  未来の自分が、今の自分を食っている。 「作家になります」  きっぱりとした口調でそう口にするたびに、同じことを自分に言い聞かせているんじゃないかという気になる。そうやって、自分で自分勝手に築きあげた中身にしがみついて、そこが空洞になってしまうのを食い止めようと必死になっているような、そんな感覚に揺さぶられる。そして、揺れてしまう。 <僕は、本当に作家になりたいんだろうか?>  定石どおりに、ちょっと照れたように自分の夢を口にすることで、女の人にモテたいという下心なのかもしれない。雑誌で読んだし、少なからず自分の経験からもそれはわかってる。  モテたいというのを全部否定すれば、それは嘘になるけど、それも少なからずあるとは思う。そういう一面。  そこでいつも言われるのが、作家とかなら「就職して仕事しながらでもできるじゃない」だ。  ごもっとも...

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いつもどおりが、はて?

2006年8月 7日 04:45

 どうして人は、怒りの感情が胸のうちに押し寄せてくると、動きそのものが激しくなるのか??  さあねぇ~……そんなの知らんよ。  怒りの感情自体が、それだけ激しいものってことなんじゃないの?  だがね…  “愛情”っていうのも、それと同じ…いや、もっと激しいのか…感情の揺れなのに、とても静かで優雅で、まろやかな動きになってゆく。  笑顔が増える。  でも“涙”ってのは、どちらにも共通して増えるものかな…  嬉しいときには涙が出るし、本気で怒ったときには泣く人も多い。  “涙”ってのは、そうとう感情がたかぶらないと出てこないものだと思う。  だから、俳優さんとか女優さんっていうのは、それだけ自分の感情を自分で意図的にコントロールできるってことなのだろうか…  役になりきってるから、その役としての感情が涙を流すということにまでたかぶってるのだろうか…  それとも、ただの小道具として...

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その理由に濡れた朝露

2006年7月24日 23:55

 部屋に帰ってきたら、まずパソコンをつける。何よりまず、パソコンをつける。  そして、心のなかで誰かがお経を唱えるてるようなブイ~ンって鳴ってるのを背筋に感じながら、その日着ていた服を脱ぎ、きちんとハンガーにかけて、部屋着になる。  椅子に座って、タバコに火をつける。音楽をかける。とりあえずコンポに入ってるCDをそのままだ。  階下に行って、ジュースか麦茶かウーロン茶をグラスに注ぎ、ブラシで手を洗って、また部屋に戻ってきて1本めのタバコを灰皿へ。  そして2本め……  頭がおかしくなりそうだ。  誰もいないベッド。まわさない扇風機と、開け放たれた窓の外から聞こえてくる真夜中の声。風。雨。スピーカーから聴こえてくる聴き慣れた歌声。働かない脳ミソ。なんのために詰まってるのかもわからない。  なんも考えてない。  ただ指先が心のままにキーボードを打ちつづけてる。だけど感じてるのは、...

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中古

2006年6月29日 23:54

 人はきっと、アリンコよりもせっせと働く。そして我先にと死んでいく…  時の流れは早いもの。でも死ぬまでは長くとも、死んでからはさらに長い。  死んだことはないけれど、まだ生きてる人の心のなかには残ってるだろうから。  生きておるのがツライなら、もっともっと生きるべし。  「答え」ばかりを知っていても、なにも実を結ぶことなし。  「疑問」をたくさん抱えることで、初めていろんな答えの花が咲く。咲き誇る。  俺は誇る。  俺の疑問の数々を…  そして、あなたに…  咲き誇る。  恋の疑問と答えの桜が咲き乱れる…やがて散っても、疲れ果てることもなく、また咲き、散っては返り咲く。  たとえ散るのが悲しくとも、また咲くことを知っていれば、また静かに雨が降る。その奥に秘められた、また光を浴びたいと強く願う、小さな小さな心の種に…  人は恋をしては大きくなり、恋を重ねて成長し、恋と離れて自...

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命の言葉

2006年6月26日 01:57

人が死ぬと 人は泣く 膝を折り 腰を縮め その場に崩れ落ちてゆく まるでその人の心を見ているようだ 人が死んでも 泣かない人 泣いてる人のあいだにたたずみ その人たちに腕をまわし 時に中空をただじっと眺めていたりする 心の形がその人の姿そのものだったとしたら その姿も決して嘘はつけないものだろう 顔では笑っていても心は泣いているという 目が笑っていないという 目が心を映しだす鏡というなら 体は心を偽る器なんだろうか だけど体はどうしても正直だ いつでも泣ける女優さん 心の呼びかけに素直になれるだけだろう 雨が降れば濡れるように 傘をさしても傘は濡れてしまうように 泣きたいときに泣けない人もいるだろう 言葉にすればするほどに 心の在り処がわからなくなる 見えてたものもかすんでしまう 体も心を超えられない だけど言葉は時に心のなかにずっと残り 甦る 言葉がその心や体を支えるときも...

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Poetry
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2006年6月13日 22:11

ガンガン眠い… 眠り王子は、眠ってばかりで眠り姫との結婚を断念… 親が言う。 「生きてるうちに、自分の孫の顔が見たいねぇ~…」 じゃあ、見れるまで死ぬな。...

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I was living tomorrow

2006年5月29日 20:02

明日のために今は生きてない 生きていればイヤでも明日は 勝手にむこう側からやってくる なにが起こるかわからない未来の手前 明日はこないのかもしれない だから今を精一杯に生きてるつもり あっという間もない今はすぐに過去だ 時計のせいでも明日のせいでも太陽でもない いつかは未来も過去となり そのために生きている 死んでしまいたいと思ったことは 何度もある そう 何度も 何度も つらくて 痛くて 悲しくて 消えてしまうための術を求めてた だけどそれは悲しくて 悲しすぎて 生きてくための理由を探していたいだけだった 笑って 笑って 笑うための 生きてるからこそ死ってものを意識する 1度死んでみなきゃわからないけど きっと頭痛の種は消えてくれるだろう だけど希望の種も消えてしまうだろう 笑って死ぬなんてできっこない 安らかな眠りなんて欲しくない そのときまだ生きていたいと思えるように ...

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Poetry
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いつか
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