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「がんばれ」

2006年9月17日 00:27

 「がんばれ」って万能だと思ってた。  万人に通用する励ましの言葉だと思ってた。  でも“鬱”の人には、それは言っちゃいけない言葉だと知った。  なんでかはわからない。  鬱の人がいる。そして、そう言ったことがある。  でもその人は、僕に「ありがとう」と言ってくれた。そして「がんばる」とも言ってくれた。  笑ってくれた。  なんでかはわからない。  なにも知らない僕に、ムリしてくれたのかもしれない。  僕はなんもわかってないんだろうか。わかろうともしてないんだろうか。  その人からたくさんの話を聞いて、僕は僕なりにわかったつもりでいた。  わかったつもりになってるだけなんだろうか。  そして出た言葉が「がんばれ」だった。だから「ありがとう」だったのだろうか。  なにをがんばったらいいのかわからない。  がんばる理由がわからない。  がんばったその先、なにになるのかわらかない。...

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いつか

迷惑な話

2006年8月28日 00:58

「人様に迷惑かけずに生きていく」  まあ言うなれば、生きてるだけで迷惑だ。  存在そのものが迷惑な話。  そんな自分だけの物語を垂れ流しながら、我が物顔で歩きつづける。自分が主役の物語だ。  食べたらクソをたれ、ムシャクシャすれば人を殺し、思いどおりに運ばなければ戦争を始める。  人の身の上話ほど退屈な話はない。  僕はその人じゃないんだから。  その人も僕じゃない。  僕の過去は、その人が思いだすようには参照できない。つらいと言っても、その人にはとうていわかることじゃない。  それは僕も同じことで、その人がどんなに厳しい過去を背負ってきても、そしてそれをどんなに語り尽くしたとしても、僕が背負えるものでもない。  だけど、つらいことや苦しいこと、悲しいことがあったとき、自分にとって一番迷惑なことで自分が生きてるんだって思い知る。泣いたときに自分の涙を見てしまう。血が出たら、自...

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Essay
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いつか

時計

2006年5月 9日 01:28

また1日が過ぎた 過ぎた時は もう記憶へと すでに過去は包まれて 時はまたその上を流れてゆく 隠れていても消えてしまうことなどないんだと 期待にこの胸 抱いてみても どんどん時は過ぎてゆく 時の流れに身を任せても いつしかそこに流されて やがてはただただ流れてく 自分がいない人には きっとなにもわからない 首のうしろがかゆくなるのも きっとなにかに反応してるそんな証拠だ 考えずに歩いてくだけの人には きっとなにもわからない 自分は今 どうして歩いているのか? 自分は今 どこにいるのか? 自分は今 どこに向かって歩いているのか? でもなにも見てないわけじゃない 人はいつもなにかを思いだして生きていく 1分前も過去となる だから時間を止めたくなる なにも望まぬ人生なんて きっとなにも得られない 今ぼくはなにを思いだしてるんだ? 今ぼくはなにを思いだせるだろう? 今ぼくは...

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Alive

2006年4月 5日 00:48

「死にたい」 そう思えることこそ、自分が生きている証拠。 「生きたい」 そう思うことこそ、自分が楽しく生きていけるための気持ち。 死ぬために生きてるヤツも、死ぬために生まれてきたヤツも、そんなヤツは1人もいない。 生きてりゃ何かいいことある。 呼吸すらも楽しく感じる。...

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Poetry
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いいこと, 何か, 呼吸, 楽しく, 死にたい, 死ぬ, 気持ち, 生きたい, 生きていける, 生きている, 生きてりゃ, 生まれてきた, 自分, 証拠
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