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眠れる獅子

2007年6月 1日 00:41

ひさしぶりに空を見上げた ……… なんだろう 疲れてるのかな これからっていうときなのに 夕陽が空ににじんでる 空が泣いてる だけど僕の心は穏やかだ なんでだろう 人の涙にめぐり会うと 心が少しホッとするんだ そこにある悲しみや傷みは 僕には全然わからないし 僕に流したわけでもないけど 僕をなんだか安心させる 自分が泣いたのはいつだったろう もう忘れたよ そんなこと 失くしたものは数えちゃいない いちいち忘れないための努力もしない だけど忘れたわけじゃない がんばるなんて必要なくて いつもそれは目を閉じてるだけなんだ 眠れる獅子に瞼はない 押さえつけたり隠したりはできないんだ きっとそれは空に似てる あたり前のようにいつもそこにあるだけなのに 見ようとして見たときも そんな気は全然なくても ふと見てしまうときって すがってしまうときなのかな 僕は空に救われてるかな ただ大きい...

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優しい風

2007年4月16日 09:16

きっと僕ら 真正面からぶつかりすぎてしまってたんだね 君の痛みも僕の痛みもそっちのけで そうすることでしかわかり合えないなんて思ってたのかな 時には疲れ果ててしまうほど ただ気持ちのままに向き合っていた それはきっとなにかを奪い合っていた 自由より気持ちよりもっともっと大切な 気持ちをぶつける言葉よりももっともっと いつも君は僕のことを聞きたがった そして僕は君のことを知りたがった 君を思えば思うほど 僕自身が消えていった ふとした瞬間、孤独なはずが いつも君はそこにいた 君がいる安心感から 自分自身と向き合うことを忘れてしまっていた 君もホントはすごく傷ついたんだろ 知らず知らず自分の痛みを君にぶつけてしまってた 感じたことをうまく声にできないままに 「わかってほしい」とは違う言葉で 僕もきっと同じ気持ちだなんて 君は欲しいものを期待するんだ 僕のなかに君を見ていて そやっ...

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そして、Vistaに落胆。

2007年2月 3日 14:15

 というか、ショック!!  叫んじまった。  メチャメチャはしゃいでイジってたら、早速問題発生。  なぁ~んかおかしいなぁ~と思ってたら、なんとオーディオ・インターフェイス認識してないじゃない!!  ソフトどうのこうのより、わたしとしては、これが一番致命的。  とりあえず音は出るさ。  しかし、ヘタレなほうのスピーカーしか鳴かないわけだ。  メインが動かないって、どうしょもない。  さすがにこの耳でも「あ、ショボ」ってわかるぐらい音の差がある。  迫力は違うわ、重みは違うわ、スッカスカだわ、ちょっとしたものの視聴とかにしか使わないってんでつけてみたけど、どうなのよってぐらい音が痛い。  たぶん、悪い音には敏感に反応する耳なんだな、きっと。  ちなみに、使ってるのはベスト・チョイスとススメてもらったコレ!!  FA-66(EDIROL)  ほかのUSBのやつは対応したドライバが...

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#405

2007年1月13日 03:54

君の孤独 僕の孤独 みんな誰しもがその胸に抱えてる孤独 独りで何処かの名もない木を探しに行くより きっと大勢で何処かの森へ入っていく時の方が強く感じる淋しさや不安 みんなとはぐれることのほうが きっとつらいんだ ひとりだったら泣けるのにと 誰かの前で涙を流すことを なぜかためらってしまうように 大切な人は誰の心のなかにもいて そして君をそう呼んでくれてる人が必ずいる そこに目を閉じることはない 恥ずかしがることもない 胸を張ってそう呼べる 笑顔もぬくもりも何もいらない 失ってきたものを取り戻せるなら 愛を捨てた 愛に捨てられた そう思っていた だからそれと同じぐらい大きなもの 夢にしがみついたんだ そこから抜けられないんだよ 怖いんだよ いつも誰かに愛されたくて 褒められたくて リッチになっていつかみんなを見返したくて 泣きたくて 泣きたくて 泣きたくて 言えないけれど叫びた...

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もいちど恋して、何度も恋して、恋しくて。

2006年10月 3日 23:14

寒いだろ なにをそんなにつかんでるのさ 強く手をにぎりしめすぎだよ かしてごらん すごく冷たいね すごく震えていたんだね 鼻の頭が真っ赤だよ そんなに僕を見つめるより鼻水を拭いて そしてほら 涙も拭いて 苦しいのかい ホントに小さな罪をこれまで たくさん繰り返してきたね そのたびに大きな悲しみを乗り越えて 今こうして涙を流して笑っていられる きっと僕の知らない痛みも抱えて その細い手のひらには いくつもの傷が刻まれてるんだろう でも涙を拭いながら小さくにぎって それを隠しちゃいけないよ 僕にも見せて 僕にもそこに触れさせて 悲しみをにぎりつぶしちゃいけないよ 自分を壊しちゃいけない 自分のじゃない言葉で慰めたり そのすべてを背負うなんて言えないけれど そのときの深い悲しみがあったから 今の君があるんだよ それを壊しちゃいけないよ 僕はそれも大切にしたい どんな痛手もどんな孤独...

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本気の嘘は、時に真実。

2006年7月23日 06:28

 なぜ? …なぜ? ……なぜ?  今ごろ気づく。  あのとき手を伸ばさなきゃ…あの日、ピアノを弾かなけりゃ…あの瞬間、涙をこらえてれば…  後悔先に立たずとはよく言ったもんだけども、でも、わかっちゃいるけどやってしまうということもあるわけだ。  わかっちゃいるけど、奥歯の牛スジが気にかかる…おっと、隠しながらも思わずシーハーしちゃう焼肉屋のOLたち。  わかっちゃいるけど、今は日記が書きたくて…くわえ煙草でしかめっ面を浮かべてる一流企業の社長秘書。  わかっちゃいるけど、このままなんて帰れない…口先三寸の「愛してる」  でもすぐバレる上辺だけの心の内。  たとえ嘘でも、その時だけは本気になれる。  騙しはしないさ。  そんな自分に騙される。  …そんな自分。  そんなのも「アリ」じゃない??...

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ノート

2006年7月 5日 10:58

 いつもズボンのポケットに折り曲げたノートを突っ込んでいた時期があった。思いついたこととか感じたことを、いつでも書き留めておけるようにしていた。  でもある日、それをどっかに落として失くしたとき、なんとなく自分自身までもがカラッポになってしまったような感じがした。  でも、そんなカラッポも悪くなかった。  空の色を知っている。虹色に変化して、夜になると黒くなって、時には大きな空のなかでいろんな色に染まってる。  空に虹が架かる。  空が虹になる。  空が虹に架かる。  夜空に三日月。  細くてキレイで鋭くて。  それは空よりずっと小さく見えるのに、夜空がその先端にひっかかってるようにも見える。そんなときがある。  そしてそんな夜は、満月よりも美しい。  満月は、人の心を狂わすという。  たしかにそんな気がした日もあった。なんとなくワクワクしてきたり、吸い込まれそうになるぐらい...

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ひとり

2006年6月28日 12:57

 みんな、さみしいんだよ…  そうなの、みんなさみしいんだよ…  心の奥じゃ、誰もがそんな小さな孤独をいつもいつも抱えてんだよ…  みんな、ひとりってのが怖いんだよ…  時間とともにそれが薄れていって、やがてはそれが大きくなる。  一緒にいる時間が長くなればなるほど、より大きな孤独を感じるようになってって、と同時に、そこに孤独っていう不安と恐怖もふくらんでく。  ひとりじゃないときが長ければ、ひとりになるのが余計に怖くなる。  ひとりに慣れてしまえば、ひとりじゃなくなることが怖くなる。  孤独から1歩進んで。  1歩引いて、ひとりになって。  怖くなる。  ひとりになることも、もうひとりじゃなくなることも。  そんなときには、きっと誰もが自分自身とふたりになる。  そして、孤独のなかで孤独を隠して、強がって、笑いながら、泣いている。  きっと誰もが孤独のなかにいる。  でも、...

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Essay
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