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Rain

2008年8月 5日 07:11

目を閉じれば 真っ暗な闇が見えてくる また目を閉じれば 今度はまっさらな世界が見えてくる ずっと目を閉じていたら 新たな自分が見えてくる 子供のころは明日がすごく遠く感じた 大人になると昨日がロケットみたいに飛んでいく たぶん待ってるものが違うんだ 明日を待つのが怖くなる だから休みが早くなる 楽しい時間が加速する それはきっと 心のなかも加速するからなんだと思う 「追う」か「追われる」かの違いだとモウ 胸が痛いよ どうにもならない時間を秘めて 自分以外の人の気持ちを ちぎれそうな想いを秘めて つながれたいと願ってしまう 狂おしいほど愛しいのに 引き裂くような時を重ねる 愛は鎖 ちぎるためにも つなぐためにも その重さを支え合う 指を結んで 肩を組んで だけどそれは きっとだれのためでもないんだろう 唯一理由が必要のない 唯一理由を持ち寄らない 一人ひとりが自分のために 自分...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
きっと, ずっと, ちぎる, つながれたい, つなぐ, ひとり, まっさらな, 一人, 世界, 今度は, 休み, 大人, 子供, 引き裂く, 待ってる, 待つ, 心のなか, 必要のない, 怖くなる, 想い, , 愛しい, 感じた, 持ち寄らない, , 支え合う, 新たな, 明日, 昨日, , 時間, 楽しい時間, 気持ち, 狂おしいほど, 理由, 痛い, , 真っ暗, 秘めて, 組んで唯一, 結んで, , , 自分, 自分のために, 自分以外の人, 見えて, 違う, 遠く, 重さ, 重ねる, , 閉じれば, , 願ってしまう, 飛んで

地面とFuck.

2006年10月13日 02:23

 さっき≪ドン・キホーテ≫へ行くとき、思いっきしチャリでコケた。  地面に頬骨あたりでバウンドした。  こんな大きな転倒はホントひさしぶりだ。小学校の夏休み、朝のラジオ体操のあと、公園一周のマラソンのときうしろのやつに押されて左顔面で地面の拭き掃除したとき以来かしら。  頬骨陥没かと思った。  おまけに左肩が上がらなくなった。  記憶もかるく飛んでいます。  建物から出たときとコケた直後のことは憶えてんだけども、なんでコケたのか思い出せません。  一応バイトの構内だから労災とかおりるんだろうか……  左の頬が青くなってボッコシ腫れそうな予感……  いや、それは大げさだ。顔がそんなに腫れたことなんて、これまでの人生で1度もない。  もう外は冬の凍てつきだから、余計に突き刺さってくるように痛む。  北海道の冬いらねぇ。...

カテゴリー :
Diary
タグ :
いつか

fly

2006年6月11日 02:03

 鏡のむこうに自分の姿を映して、変な顔をしてみる。  …ムカつく。  ベロ出すな…  目ェむくな…  鼻の穴を閉じなさい…  …もう目もあてられない。  鏡に映ってるものって、実際のものとは逆向きになってると聞いた。  でも、実際に鏡を見てるときって、それを忘れてしまってる。  でも、右と左をちゃんとそのままに映されると、逆にもっとおかしくなる。  左右逆の自分の姿に、自分だけが慣れてしまって、自分だけがそのそのまんまの自分の姿を知らない。  自分なのに、自分が見えない。  そのままの自分ってやつは、自分だけが見えない姿のことを言っている。  自分に見えないものが、そのままの自分ってやつだと言えるのか?  どうやら言えるようだ…  だから人は嘘をつく。  …嘘は人に見えないようにつくけれど、自分だけがその裏に隠されたホントの意味を知り得るからだと思えてきたりしてみたり…  殺...

カテゴリー :
Essay
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いつか

しゃぼん玉

2006年6月 5日 09:46

とにかく大きいやつを作ろうと 思いっきり息を吹いてみた そしたらすぐに割れちゃった もっかいやったら 小さいやつがたくさんできた だけどホントはすごくおっきいやつを作りたいんだ 今度は静かにそーっとやってみた そしたら今度は膨らんだ やわらかいのか歪んでるのか でも顔の前で破裂したからクサかった だけどホントはいい匂いで それは懐かしくもあったんだ やっぱり飛ばしてみたくなった もいちど思い描きながら はやる気持ちをおさえながら 寄り目になって口の先をとがらせて 僕がにじませてゆく光を覗きこみながら 楽しさを隠せないまま 割れないようにと不安も一緒に しゃぼん玉を膨らましてゆく 「これ、僕がやったんだ! ほら、すごいでしょ?」 誰でもいい どこからでもいい 「すごいね」って言ってほしいんだ みんなで見上げてほしいんだ そして僕は やっとみんなの顔を確認しながら 腕を伸ばして飛...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

ホタル

2006年5月22日 01:06

そこにあった小さな光を両手ですくう つかまえられた そんな気がした だけどそこには光はなかった 闇のなかへ顔を上げた ぼくは光のなかに立っていた 舞い上がれ 舞い上がれ 空の星よりまぶしく輝き 死にゆく光を解き放て 舞い上がれ 舞い上がれ 生きゆく光で夜空をかざそう まるで地面の下から出てきたように ポツ、ポツと ポツ、ポツと そして消えてはふわりと 死を招いているような 生きてくことを叫んでいるような 目を閉じても見えていた 舞い上がれ 舞い上がれ 月の微笑に重なって 見えなくなるまで飛んでゆけ 舞い上がれ 舞い上がれ 闇を照らす夜空のように なにも恐れず ふわり ふわり ポツ、ポツと ふわり ふわり ポツ、ポツと ふわり ふわり...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

水たまり

2006年5月19日 23:37

落ちてた月を蹴り上げた 泥が飛んで ズボンを汚して 月の雫と静かに踊る まだ長靴なんてはけてた頃に戻ったみたいで なんだかぼくは嬉しくなった まだ体が小さかった頃は 心はもっと大きかったような気がする 体ばかりが大きくなって 夢や希望を小さくしてきた だけどそれは 今どこにあるんだ? 見上げた空にも月があって 地面の空にも月があった どちらの月に触れられるだろう もしかしたら蹴り上げたのは ぼくのなかの小さくなった心だったか けれどそれが今 ここにあるんだ きっと明日は天気がよくて また陽射しがそこを照らしたら ここにはもう小さくなった月さえ映らず ぼくのズボンを汚すだけの 石ころみたいな夢や希望が積もるのだろうか...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか

地図と空とぼくの夢

2006年5月10日 07:48

僕は空を飛んでいた 人が夢見た大空で 両手をいっぱい風に広げ ただ地上を歩くように 僕は自由に飛んでいた でも僕は目が覚めた 夢だった 羽根もない 翼に受ける風もない でも僕は そのとき初めて気づいたんだ 目覚めたあとでも夢は見れる そして改めて知ったんだ 夢はいつもそこにある 夢はいつもそこにある いつか心に思い描いた自分の姿は いつもなぜか飛べないように 信じていればいつか叶うと なんだかんだで神頼みと変わりなく お賽銭を投げた分とそこまでの歩いた分しか 結局いつもがんばってない それは誰かが描いた虹のように あきらめなければ花咲き実る それは誰もが開いた絵本のように いつかはどこかに置き忘れて色褪せてゆく いつの間にかそこから遠くに来すぎたみたいだ どれだけ離れてしまっただろう わからないけど夢はそこにきっとある 色褪せてても自分が離れてしまっただけさ いつでもそこに戻...

カテゴリー :
Poetry
タグ :
いつか
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