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理由
頭の片隅に浮かんでは消えて、その束縛から逃れられなくなる。 人それぞれに、それは存在して、消化して、昇華して……また再生して。 理由を探し、見つけては、また別の理由を探し、見つける。 別れを経て、また新しい別れを選ぶ。 出逢いを踏みしめながら、また新しい出逢いを求めては、そのなかに点在する出逢いをつむぎ、散る。 人間は、なにかを築きあげ、創造するとき、同時に、それを破壊する方法を探す。 理由が欲しいなら、それをまず一生懸命やってみよう。 あとから気づくものこそ、理由であり、希望なのだから…… 理由を血眼になって探すより、それを取っ払ってがんばれるそんな自分を見つけよう。 【無我夢中】 ……イイ言葉です。 炎を見つめるほど、その影に目を奪われる……...
ふと覚める
ホントに大切なものなんて 手にしてみなきゃわからないんだ なにを残して なにを捨てるかなんて それに触れてつかんでみなきゃ それがなにより大切なところで 気づくことなんてできやしないさ 実感のない幸せなんて 夢となんら変わらない 寝て起きたら覚めちゃうんだよ 自分自身を騙せることが もしかしたら一番の幸せなのかもしれない...
求める
男は自分の気持ちに正直であろうとする。 でも、女は、それ以上を求める。...
七夕
星の夢に夜空の闇をにじませて めぐり逢えずに去ってゆく時の波を この頬を伝った嬉し涙ですべてを洗い流してくれたなら 二人を隔てた川のほとりもやがて溶けてゆくだろう 七夕にまたたく星たちが きっと二人の時計を狂わせて 悪戯好きな子供のように 二人を空から包んでくれているはずだから めぐり逢えずに去っていった時の涙か… めぐり逢いに心をなぞった星の涙か… 時に、人が心の内にある気持ちや情景を言葉にするときには、まるで別の景色を映すことがある。 でも詩とかそのへんのことなら、人それぞれの受け取り方があっていい。俺はとにかくいろいろ書いてみるけれど、そのときの自分の考えや気持ちや、そこにあった景色を押しつけようとは思わない。単に自分が表現したい、表現してみたい、残しておきたいと思うだけで、自分と同じく誰もが共感してほしいとかも思わない。 なんか誰もが見れるホームページに公開して...
プリクラ手帳
一緒に変な顔してプリクラ撮った人がいる。 そして、たくさん撮ったそれをアルバムに貼った。 もう1度、ふとあるときに手帳のそこを開いてみた。 全部憶えてた。 でも、そのどれもが証明写真みたいに見えた。 卒業アルバムみたいだった。 本当に大切だと思える人が、そこには1人もいなかったから… ホントはいるかもしれないけれど、見つけられなかったから…...
強さ
【強さ】って? 今日は、わたくしの長い長い、とても長かったバスケットボール人生で培った思考も織り交ぜつつ、それについて語ってみようと思います。 ・攻撃は最大の防御なり・ はっきり言ってインチキだと思います… 守れなきゃ勝てないんです。攻めてばっかでもそれ以上に点数とられたら負けです。それ以上に打たれたらダウンします。まず、それ以上に攻められたら怖気づきます。人間、不安になるんです… バスケでは、強いチームってのは、やっぱり守りがすごかった。攻めはホントに基本的なことだけしかやってなくても、守りがすごかった。あんなの絶対攻めれません…と思ってしまうんですな。 バスケは、たとえ観てる分には誰にでも決めれそうな、走ってって飛びあがってただボールをポイッて置いてくるだけのような、あのバスケ部が華麗に美しくエレガントにやるシュートだって、はずすことがあるのです。コーチは10...
ピアス
こないだ、バイト先の便所で気づいた… <ピアスが…な…ひ…> なんてこったい!? しかし、そこで俺は身震い…武者震い…悪寒…オカン…お母さぁぁぁぁん!! ものすごい喪失感… そりゃあもう、とんでもない喪失感の味わい…深い…深い…すごい…不快。 たかが石コロだね。 たかがピアスだね。 たかがアクセだね。 しかし俺は、そこで、鏡に映ったピアスのない左耳をつけた姿と見つめ合って、なぜか改信心したのです… 「せっかく親からもらった大切な体に…」 オー・ノー!! オー・ジーサン!! オー・クリスチャン!! 親からもらった体に、傷をつけたのです!! 俺は…俺は… ……… 俺が俺であるために!! そうなんです!! 親からもらった大切な体に己が傷をつけて、我が体に昇格させたのです!! 親の体の一部から切り離したのです!! へその緒だって、もうない…生ま...
ピクルス
この1週間、まるでハンバーガーだけで過ごしたと言える。 朝:なし 昼:ハンバーガー3つ 夜:ハンバーガー2つ 飲み物は、いつもコーヒー牛乳である。やっぱり上手い…子供のころから、ずっとコーヒー牛乳に憧れておりまして… コーヒー牛乳って、ちょっとリッチな気分になれる…冷蔵庫に牛乳の豊富に並べられた家が、一番の憧れでした… なぜか…牛乳ってゴージャスな飲み物に…見える。 今ではテリヤキとかビッグとか、いろんな種類が出てきて、キャンペーンみたいのになれば月見とかも、さらに種類が増えてくる。 昔は…そう、まだ幼少のころは、俺もテリヤキとか、いや、ほぼテリヤキばっかり食べていた。 なんでだろう? テリヤキとか、なんかああいう黒っぽくて脂のテラテラしたものに、ちょっと大人な雰囲気を感じていたのかもしれない。 でも家では、そういうハンバーガーとかは、食べさせてもらえ...