何もかもの検索結果 tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/何もかも 2024-05-09T23:08:25Z Movable Type 4.23-ja 12 1 12 雨の降る日は tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.420 2007-05-25T15:33:00Z 2008-09-23T05:31:27Z 松田拓弥 僕は君を疑わない 信じるってのとはちょと違う 信頼なんてしてないさ 裏切られるなんて思ってもないし 何から何まで信頼で結ばれてたんじゃ 何もかもが壊れてく 何もかもを打ち消して 疑問を抱く余地すらない 何もかもが無に帰して 自分の部屋の明かりを消して 信じられないわけじゃない それすら面倒だなんて感じるんだ 大げさなことは言ってない ホントに些細なことなんだ 破れてもない夢を捨てて 今あるものに感謝する ただそれだけ ただそれだけ 未来なんてどうでもいい 実体なんてそこにない 誰の手にもできないのなら 誰かの足になれればいい 自分を捨てて 知らない誰かのそばにいたい 君が言うならそうしよう 君も貴女もどうでもいい もっと他のどこかの誰か まったく知らない人がいい 必要となんてされてない 誰かの何かになれればいい 雨が降る日はそんな気持になってしまう 本当の自分が現れるんだ... 僕のなかの鎮座 tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.400 2007-03-26T17:02:00Z 2008-09-23T05:31:26Z 松田拓弥 せっかちな蜂 穏やかな花 麗しき景色 ここから見得る何もかもが この手に取ることができるような そんな不安に駆られるときがある ホントはきっと見えないものを 手探りでもぎ取ろうとしてるだけなのに 動かぬものを拾い集めて 僕のなかに鎮座させる そしてそれを見つめる日々 それを安心と僕は呼んでた でも違う 不安とうまく付き合うことが いろんなものを受け入れたり 些細なことを信じれたり あらゆるものとぶつかり合ったり 僕のなかの消えないものと この世界にひしめき合う見えないものを ただ漠然と恐れることもなく 信じていける力にできる そんな力ができる になる きっと今ある自分やこの世界は 今の僕にとって申し分ないものなんだ そして僕はそこに生きてる 誰かの優しさが僕の横を素通りしても きっと誰かの心には触れてるはずだから... 淋しさの居場所 tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.392 2007-02-21T21:04:00Z 2008-09-23T05:31:26Z 松田拓弥 このこみ上げてくる優しさって 一体誰からもらったの わからないや 見えないや 誰にも 僕にも この感じる優しさって 一体どこからやってくるの わからないや つかめないや きっと 僕には 誰かを傷つけてまで 欲しがっていた 僕のなかに眠らせた 淋しさの居場所 きっとそれは 心のなかの心であって 心のごくごく小さな破片のような部分 僕のなかのおんなじようなもの それを同じ場所に閉じ込めたんだ 誰にもそこが見えないように そして僕にも見れないように またあんなふうに 誰かを憎むようになるのかな またあんなふうに 誰かを愛せるようになれるかな ふと忘れてしまいそうな 見失ってしまいそうな まばたきさえも怖くなって それはいつしか薄れたようで 消えてしまったような気がしてた 探しつづけた答えが見つかったときのように 嬉しいようで何だかむなしくなってった 自分とバイバイしてるようで もっ... 伝えたいこと、伝えること tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.332 2006-08-24T16:28:00Z 2008-09-23T05:31:24Z 松田拓弥  伝えることが大切なんだ。  わかってほしいから、それを伝えることが大切なんだ。  伝えたい。  どうしても伝えたいこと。  自分の存在はすごく、すごく小さいかもしれない。  たとえ自分の声はすごく小さな存在かもしれないけど、  どうしても伝えたいことがある。  それを伝えたい。  難しい言葉をいくつも使って簡単に短い時間で説明するより、  だれにでもわかる言葉で、じっくりと時間をかけてゆっくりとわかってくれればそれでいい。  そうだ。  伝えたい人に伝えたい。  わかる人にだけ伝わればいい。  そんなんじゃなかった。  知らない言葉は使えない。  初めて知った言葉はもっとたくさん使いたくなるように、  初めて知った気持ちはもっとたくさんわかち合いたい。  もしも字が読めないなら、普段おしゃべりしてる言葉でじっくりゆっくり語り合おう。  もしも声が届かないなら、何通でもいくら... その理由に濡れた朝露 tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.301 2006-07-24T14:55:00Z 2008-09-23T05:31:24Z 松田拓弥  部屋に帰ってきたら、まずパソコンをつける。何よりまず、パソコンをつける。  そして、心のなかで誰かがお経を唱えるてるようなブイ~ンって鳴ってるのを背筋に感じながら、その日着ていた服を脱ぎ、きちんとハンガーにかけて、部屋着になる。  椅子に座って、タバコに火をつける。音楽をかける。とりあえずコンポに入ってるCDをそのままだ。  階下に行って、ジュースか麦茶かウーロン茶をグラスに注ぎ、ブラシで手を洗って、また部屋に戻ってきて1本めのタバコを灰皿へ。  そして2本め……  頭がおかしくなりそうだ。  誰もいないベッド。まわさない扇風機と、開け放たれた窓の外から聞こえてくる真夜中の声。風。雨。スピーカーから聴こえてくる聴き慣れた歌声。働かない脳ミソ。なんのために詰まってるのかもわからない。  なんも考えてない。  ただ指先が心のままにキーボードを打ちつづけてる。だけど感じてるのは、... やっとわかった tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.226 2006-06-11T08:59:00Z 2008-09-23T05:31:21Z 松田拓弥 冬が終わって春が来る 空が静かに色づいて朝になる 夜になって月が出る 海が太陽を飲み込んでゆく 花が咲いて枯れてゆく 踏んだ場所に道ができる 道があればその上を進んでいく 人を殺しちゃいけない 腹がへったら食べる 知りたいことを知ろうとする 見たいものを見る 触れたいものに触れる わからないものはわからない 1+1=2 時計の針が1つ進めば何もかもが過去になる 未来は先にある 今は刹那と移ろい過ぎる 僕がいる 空は大きい 明日は誰にもわからない “絶対”はない 死 みんなあたり前だと思ってた そういうもんだと思ってた それが疑問で それが答えで それは必ず1つだけだと 悲しみや淋しさや切なさは そこになにを挟んでみても なんの意味も映しちゃくれないものなんだって そう思ってた だけどあたり前のことなんて なに1つないんだね 不条理や望んだことじゃなくても 突然向こう側からやっ... 僕のマーチ tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.150 2006-05-26T15:49:00Z 2008-09-23T05:31:20Z 松田拓弥 自分らしさを求めるたびに 僕はそこでもがいてる それらしい答えも出せぬまま 立ちすくんで動けなくなる 行き詰まったら立ち止まって そこから見える景色だけが 自分らしさを作るんだって 急に自信が風化する 限界なんて自分だけが作れるものだと 雑誌の記事を切り抜いて 胸のなかに貼りつけてみる だけどそれは誰もが買えるものだったんだ 僕が僕であるためには 強がることより嘘を重ねてゆくよりも 何もかもを捨て去って ありのままで立ち上がること 自分だけの誇りをもって 胸をはって歩いていくこと なにが自分らしいことかなんて きっと考えこんでもわからない 時には強がることも必要だけれど それは弱い自分と向き合うために 負けるもんかってがんばるために 強がることは嘘じゃないから 嘘をついても仕方ない だけど小さな嘘を重ねることで 僕は大きくなってもきた なんの計画もなかったころ 悲しいくらいに... たったひとりのひと tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.89 2006-05-11T12:37:00Z 2008-09-23T05:31:18Z 松田拓弥 僕のこの小さな胸は いつも伝えたい言葉であふれてしまう 必死にとめてた涙みたいに… あなたは泣いてたね… 笑ってもいたよね… あなたはずっと僕の横顔を見つめてた…知ってるよ 僕はまっすぐになんて見れなくて あなたの瞳は 僕には優しすぎるから… 別の景色を眺めては なんでもよかったんだ 僕はそこで何もかもをゆがめてしまってたんだと思う… あなたへの気持ちも… 僕の気持ちも… でもまたこうして普通にあたり前のように そんな関係でおしゃべりできるようになったんだね 僕は本当は嬉しいんだ 嬉しいんだ 本当に嬉しいんだ 今は一番身近な人に思えるんだ 今正直に言うよ 最後に見送ったあなたの小さなうしろ姿が あのころの僕にはとても淋しくて ホントは消えてしまいたいとさえ思ってたんだ… もっとずっとそばにいてほしかったのに… あの日に飲み込んだ涙が 今は後悔と一緒に同じ涙に変わってる ...