影の検索結果 tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/影 2024-05-18T22:09:17Z Movable Type 4.23-ja 51 1 51 月と道 tag:www.takuyamatsuda.org,2008:/TEST/2//2.439 2008-09-08T20:42:46Z 2008-09-23T05:31:29Z 松田拓弥 いつか屋上でふたり並んで寝転んだ夜 きみの鼻先に止まった半分の月 ぼくはそれが欲しかった 今はあまりに広く限りなく 果てのないぼくの前 道なき道ができてんだろう ぼくはそのなかをきっと歩いていくんだろう 振り返ればそこには道があって きっと足跡が作った影なんだろう あまりに細く節くれだって 何度も同じ場所で立ち止まっていたんだろう なにもないのはすごく怖い 海の上を歩くような 土の中を泳ぐような 海も土も闇じゃない きみは夜空を見上げてたのに ぼくにはじっと月を見つめているようだったんだ 明日も未来もその先も きっと見失ってしまってた お互い違う場所を見ていたんだ この先のどこかに行き止まりはあるのかな そこで終わる そして始まる ぼくの前 きみのうしろ どこまで行けばいいのかな ふたり並んでいいのかな そしたらいつかまた見失っていくことが増えそうなんだ ずっと見つめていたは... 心の中の暗闇 tag:www.takuyamatsuda.org,2008:/TEST/2//2.437 2008-08-01T21:59:08Z 2008-09-23T05:31:29Z 松田拓弥 人は自分のなかに光を抱えてる きっと誰もが言うようなもんじゃない それは闇じゃない 光だ その光を守ろう その光をもっと輝かせよう その光を抱きつづけていよう そうやって努力してがんばって もがきながら生きてるんだ だけど環境や境遇がそうさせるんだ もがきながら苦しんで 悪あがきをしてる 僕は僕でありたい だから だれも心のなかに暗闇なんて持ってない 潜んでもない あるのは光だ 闇は光の影なんだ... tag:www.takuyamatsuda.org,2008:/TEST/2//2.434 2008-05-06T15:55:04Z 2008-09-23T05:31:29Z 松田拓弥 僕は僕であって 僕でしかないんだけれど この僕がいつか いつの日かどこかの誰かが必要としてくれたとき そのときだけでもいい そのためにあればいいなって 冷たい雨に打たれて感じた 僕が雨に濡れてるとき きっと誰かも濡れてるんだ 僕は知らない だけど濡れてる人がいる 僕が恋人を抱きしめてるとき きっとたくさんの人もだれかを抱きしめてる だけどそれを知らない人もいる だれにも抱きしめてもらえず泣いてる人もいる そんな人に僕はなにもしてやれない ただ思う 僕が幸せを感じてるとき そうじゃない人もいるんだって 幸せなこの瞬間に、と、そうじゃない人に 涙が出てくる ただの優越感なのかもしれない そうじゃない人への同情なのかもしれない 下にも上にもキリがない 卑屈になればいくらでも僕は小さくなれる だけど思う 僕がどんな気持ちでいても だれかがどんな気持ちになっても 僕が涙を流すそれはいつ... BUSY tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.9 2007-10-25T00:20:00Z 2008-09-23T05:31:14Z 松田拓弥 いつの間にかそばにいた時間 気づけばもうそこにあった ともに過ごしていたようで 自分だけが取り残されてるような ゆるやかに訪れた土曜の夜 そして過ぎてく日曜日 もうすぐそこまでやってきている月曜日 朝陽にさえ気持ちが萎えてしまいそうになる もっと大きな影を携えてくる太陽 心をなくしてしまいそうで あんなにあんなに大事に大事に なにがあっても失うことはないようにって 忙しさには笑顔をつけて月に返した だけど違うね なんにもなくしちゃなんかいなかったんだ 心まではなくさない 心意気だけ 次に待ってる心構えがはがれちゃうんだ ピーンと張ってた糸がほつれてしまうだけなんだ そう ほんのちょっとだけ ふと思いついて電話した人が なんだか話し中だったみたいな ほんの少しがっかりするけど だってほら またかけられるんだよ だからほら なんもなくしちゃいないんだ 未来はいついつまでもつながっ... Re: Message tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.418 2007-05-16T16:27:00Z 2008-09-23T05:31:27Z 松田拓弥  いやはや、いつもいつも書いたら書きっぱなしなもんで……たまに見ても、そんとき書いたのがどう表示されてるのかのチェックしかしとらんぜ。  せっかくくれてたメッセージも、毎日まいにち寄せられるエロいコメントやトラックバックのなかに埋もれちまってたようだ。  というより、エロいのしかこないだろうぐらいにしか思ってなかったのであります。  で、とりあえず一番最近のUさんの分までは、なんとかエロいコメントをがんばって削除してたんだけども、さすがにもう面倒くせぇのでやめた。キリがねぇ。  やった次の日にはまた新しいのがついてんだもの。  だがしかし……  この事態を痛感させられて、初めて“禁止ワードの設定”っつー機能を知ったわけで、その利用に踏み切ったわけだ。  たぶんもうそんなにはこないはず。  んなわけで、今さらながら書いてくれたメッセージに一括返信したいと思う!!  古い順。 W... tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.417 2007-05-08T15:46:00Z 2008-09-23T05:31:27Z 松田拓弥 まっしろい空 雲だなんて思ってんだろ? でも違う これ全部僕の思いだ 目が覚める直前て まぶたの裏がまっしろなんだ ドギツい緊張感じたように これから今日が始まるぞって 昨日までの暗い影を 今日に落さないように と 実際なにも感じてない ただまた今日が始まっていく いつもなんとはなしに抱えてる 自分の優しさ感じてる だけどイキがって強がって我慢して だけど淋しさぶつけられる場所もなくて 感じた怒りの矛先は結局いつも自分に向いてる いつも気がつくみんなの優しさ それにいつも自分も応えようとはしてるんだ だけど一生懸命がんばっちゃう がんばってがんばって がんばったら 自分だけが優しいなんて がんばる必要なんてないなんて 優しさなんて なんてね いつも新しい朝を迎えるたびに 変わってない自分と向き合うんだ がんばれなんて言われたって もうこれ以上なにをがんばれるの 弱さを見せても... sine tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.411 2007-04-16T22:16:00Z 2008-09-23T05:31:26Z 松田拓弥 同じ目線で見ていたはずが 少しずつそれが反射を始めて いつかは自分に跳ね返ってくるような 天井みたいに感じてしまう 自由を手にしたはずだったのに それも結局鏡のなかに見つけただけで 僕の目の前で乱反射を繰り返してる 誰もが幸せそうに見えてくる 僕だけ取り残されてしまったようで いつの間にか腰を折ってうずくまって 座り込んで膝を折って泣いてしまって 少しずつ気楽さなんかを引き寄せながら 今となってはそびえるような高い壁に その背中を預けてる 自分で作った制限どおりに 誰にも迷惑かけないように 日常ってやつをやり過ごしてきたはずなのに 今は暴挙と思えるほどに笑い狂って空虚 夢手放して自由を手にしたはずだった だけど夜も眠れないんだ 三角形しか作れなかった母のおにぎり 今はコンビニで買ったそれの角を噛み砕きながら 空腹を満たすだけの味気なさを感じてる 「がんばらなくていいんだよ」っ... 時代 tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.408 2007-04-10T21:29:00Z 2008-09-23T05:31:26Z 松田拓弥 なにもかもが光も当たらず その下を影のように漂っている それさえどこにもとどまることなく 移ろいながら太陽のようにまた昇る なんだかんだ言ったって いつも時代に翻弄されて生きている なにを見てもなにをしても つかんでいるのはいつもその影でしかない 世界を変えた大発明も デカい夢を実現させた天才も たまたまそのとき雲の隙間に お天道様があっただけさ 通り雨 気まぐれで悪戯で ねずみのようにすばしっこくて そこにいる人間でさえも その長いしっぽで巻いてしまう ヒットチャートに並ぶ歌も いつかは「古い」と笑われながら やがては“時の人”と呼ばれながら 記憶からも消えてしまう でも棚には別の誰かの笑顔がある 中古になって涙も笑顔も手から手へ 知らないことはいつも新鮮に今度はさらに映えるんだ そしてまた誰もが口ずさむ歌になるんだ あらゆる才能も誰もが知る偉人たちも 時代のなかで選ばれた...