日々の検索結果 tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/日々 2024-05-11T10:42:27Z Movable Type 4.23-ja 17 1 17 また自分をごまかしてあげればいいよ tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.10 2007-11-24T02:16:00Z 2008-09-23T05:31:14Z 松田拓弥 いつもそばになんていなくていいよ いてくれなんて言わないよ 君のことを想うだけで 君のことを想える距離にいられるだけで 優しくなれる そんなことも言わないよ 君と知り合えたのはつい最近のことだから 君が僕を作ったんだとか 君のおかげで今の僕がいられるんだなんて あったかすぎることは言えない 隠そうとはしてないけれど その表情の裏に潜む君の過去 笑顔も涙もなかった想い出 出逢いも別れすら時の流れに埋もれてしまっていた 求めることも求められることも許せなかった 自分をごまかしてられるようなそんな余地すらなかった 逃げるようななにも積み重ならない毎日 きっとそばにいることが楽しいだけじゃ 笑顔になにもかもが押し流されて 今胸の奥にあるホントの気持ち 素直な気持ちを見失ってしまいそうになるんじゃないかな お互いが君を僕を強くしたのなら きっとお互いもっとずっと強かったんだ そばにいて... みずのいろ。 tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.429 2007-08-23T17:13:00Z 2008-09-23T05:31:27Z 松田拓弥  ただ川が流れてく。  せせらぎ。  草花。  時に穏やかに、そして時には激しく。  揺れて、揺れて、揺れながら。  水のように生きていきたい。  道ができれば、そのすべてを流れていき、道なければそれを作る。  細くても、太くても。  そしてやがては空へ消え、いつか大地に雨を降らす。  それは時に悪魔と呼ばれ、ある季節にはそれ以外の何ものでもなく、ただの水。  しかし、またある場所では恵みと呼ばれ、多くの人を笑顔にし、救い、微笑みを取り戻す。  人間は、ひと雫。  きっと美しいだけじゃない。  かといって辛いだけのことでもない。  平等でもなければ、不平等でもない。  悪いことのあとには、必ずいいことがやってくるとも限らない。  悪いことが続くことだってある。  でも、いいこともあった。  日々のなかで色褪せてしまいがちな、忘れかけてた笑顔。  水の色は、水だけの色じゃない。... 夢でも金でも何でもない tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.426 2007-06-29T15:57:00Z 2008-09-23T05:31:27Z 松田拓弥 何かが欠けてる それでいていつも何かに満たされている 毎日まいにち同じことを繰り返しているようで きっと何かが欠けてて何かが満ちてる そんななかに生きている たまった仕事を机の上からドロップキックするように がむしゃらにただやっつけていく 書類の山にデータの川に 珈琲はロープだ 煙草はタオルだ 捺印するのは俺の靴だ ぶっ壊せ!ぶっ壊せ!ぶっ壊せ! ただ浮かんで揺れてるだけの 不満だらけの腐った自分を 凝り固まった日々のしこりを そして欠けた満月を 白々しいよ今さらそんなの 誰もがみんな金が欲しくて 生きてく以上に、必要以上に働いて それでももっと働いて 年末ジャンボをせっせと買う フォローなんて何もない 何が欠けて何が満ちていってるんだろ 満ちた分だけ欠けていくのか 欠けた分が満ちているのか だからそれがなんなのか 満ちても欠けても生きていく... もう一度、もう二度と、1日を。 tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.415 2007-04-30T16:46:00Z 2008-09-23T05:31:27Z 松田拓弥 ふと思いだすんだ たった一度君とそばにいて永遠を願った1日を あのまますべてを奪い去って つないだまま離れずにそのままどこかへ逃げていたら うしろ指をさされようとどんな傷を負おうとも 今もそばにいれてるのかなって そして二人で笑って過ごせているのかなって 泣き虫だった君なのに 君は最後に囁いた 無言で僕に愛の言葉を あのとき君はなにを見ていた? 僕のなかになにを感じた? そして一度も振り返らずに去っていった また僕のいない日々のなかへ きっと心のどこかに僕をしまって 今はだれのそばにいるのかな いつも泣いてばかりの君だったけど 今は笑って過ごせてるかな 君に永遠を願ったあの日 きっと僕はそれを手にした... 君と僕 tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.412 2007-04-18T17:33:00Z 2008-09-23T05:31:26Z 松田拓弥 君に嫌われるなんてそんなこと 絶対ないと思ってた でも違ったんだね 最初から好きでもなかったんだ ただいつもそばにいて でもただそれだけで 嫉妬や気になることはあったけど 特にこれといった喧嘩もない ほかの人を好きになったときもあった 近いようで程遠い 僕を見てるようでいて いつも僕を透かしてた 僕もきっと君を通して誰かを見てた 比べたりして勝った負けたもないけれど 必ず君はそこにいるんだ 君から恋を聞くたびに 君が好きな人の話をするたび 僕はそれ以上の恋を語った 受け入れるには程遠い だけど君が嬉しそうにしてる顔 僕も嬉しくなっていた 君が楽しそうに話す顔 僕も同じ気持ちだったんだ 僕と同じ二人なら 今も君はあれこれ世話を焼いてくれる 冴えない話もほかの何かをしていても 一応相槌だけは返してくれて ご飯を作ってお弁当を届けてくれたり 寝れないときはメールをくれて 起きれない... 優しい風 tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.410 2007-04-16T00:16:00Z 2008-09-23T05:31:26Z 松田拓弥 きっと僕ら 真正面からぶつかりすぎてしまってたんだね 君の痛みも僕の痛みもそっちのけで そうすることでしかわかり合えないなんて思ってたのかな 時には疲れ果ててしまうほど ただ気持ちのままに向き合っていた それはきっとなにかを奪い合っていた 自由より気持ちよりもっともっと大切な 気持ちをぶつける言葉よりももっともっと いつも君は僕のことを聞きたがった そして僕は君のことを知りたがった 君を思えば思うほど 僕自身が消えていった ふとした瞬間、孤独なはずが いつも君はそこにいた 君がいる安心感から 自分自身と向き合うことを忘れてしまっていた 君もホントはすごく傷ついたんだろ 知らず知らず自分の痛みを君にぶつけてしまってた 感じたことをうまく声にできないままに 「わかってほしい」とは違う言葉で 僕もきっと同じ気持ちだなんて 君は欲しいものを期待するんだ 僕のなかに君を見ていて そやっ... 愛しい日々 tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.405 2007-04-06T15:23:00Z 2008-09-23T05:31:26Z 松田拓弥 愛のないセックスのように 思いつくすべてを試せるような めくるめく快感はないけれど 愛する人とのセックスのように なにもかもを出し尽くせるほど 絶対と言いたくなるような安らぎもないけれど ただ繰り返されるだけのような 凪いだ生活を愛せるようになってきた 繰り返すだけの毎日を繰り返しに また朝を迎えてる そしてまた眠るんだ また同じ明日を繰り返すために また同じ人に会って 「おはよう」と「またね」でつなげてく 「好き」や「愛してる」を約束に変えて また来る明日に今日を見てる 気づけばいつも同じ道の上を走ってしまっているように そこに行けば安心がある 向こうからはやって来てはくれないけれど そんなときは自分から行ってしまうんだ ただ人を見てても飽きてしまう ただ外を眺めていても疲れてしまう 夢見たようなきらびやかな世界じゃない むしろ色褪せたような寂びれた景色だ 行きもしない来も... 僕のなかの鎮座 tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.400 2007-03-26T17:02:00Z 2008-09-23T05:31:26Z 松田拓弥 せっかちな蜂 穏やかな花 麗しき景色 ここから見得る何もかもが この手に取ることができるような そんな不安に駆られるときがある ホントはきっと見えないものを 手探りでもぎ取ろうとしてるだけなのに 動かぬものを拾い集めて 僕のなかに鎮座させる そしてそれを見つめる日々 それを安心と僕は呼んでた でも違う 不安とうまく付き合うことが いろんなものを受け入れたり 些細なことを信じれたり あらゆるものとぶつかり合ったり 僕のなかの消えないものと この世界にひしめき合う見えないものを ただ漠然と恐れることもなく 信じていける力にできる そんな力ができる になる きっと今ある自分やこの世界は 今の僕にとって申し分ないものなんだ そして僕はそこに生きてる 誰かの優しさが僕の横を素通りしても きっと誰かの心には触れてるはずだから...