明かりの検索結果 tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/明かり 2024-05-19T06:56:11Z Movable Type 4.23-ja 13 1 13 こだま tag:www.takuyamatsuda.org,2008:/TEST/2//2.435 2008-07-09T19:01:22Z 2008-09-23T05:31:29Z 松田拓弥 「おかえり」 かえってくる またかえってくるよ 小さな明かりがそこに灯される限り なにげない言葉 みんなだれもがあたり前のように使う言葉 また同じようなぬくもりがかえってくる さびしいのかな 眠れないな もう眠ったはずの部屋 明かりが一つ取り残されて 同じだけ淋しい思いをしていたのかな 眠れない日がきたときのために ため息の数だけ明かりが灯る くたびれた足音の数だけ 明るくしてくれたような気がするんだ だれもそこにはいなくても いつでも帰ってゆけるように いつ眠れなくなってもいいように 長い夜が待ちくたびれていたように 消し忘れでもなく 「おかえり」なんて声もなく ただ明かりをつけて待っててくれる 「愛してる」なんて言葉も必要ないように なにも見えないわけじゃないけど なにかに気づかせてくれるわけでもない 目を閉じてた暗闇をほんの少し明るく見せてくれるんだ 光なんてものではな... 雨の降る日は tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.420 2007-05-25T15:33:00Z 2008-09-23T05:31:27Z 松田拓弥 僕は君を疑わない 信じるってのとはちょと違う 信頼なんてしてないさ 裏切られるなんて思ってもないし 何から何まで信頼で結ばれてたんじゃ 何もかもが壊れてく 何もかもを打ち消して 疑問を抱く余地すらない 何もかもが無に帰して 自分の部屋の明かりを消して 信じられないわけじゃない それすら面倒だなんて感じるんだ 大げさなことは言ってない ホントに些細なことなんだ 破れてもない夢を捨てて 今あるものに感謝する ただそれだけ ただそれだけ 未来なんてどうでもいい 実体なんてそこにない 誰の手にもできないのなら 誰かの足になれればいい 自分を捨てて 知らない誰かのそばにいたい 君が言うならそうしよう 君も貴女もどうでもいい もっと他のどこかの誰か まったく知らない人がいい 必要となんてされてない 誰かの何かになれればいい 雨が降る日はそんな気持になってしまう 本当の自分が現れるんだ... 正しい、人の愛し方 tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.334 2006-08-25T15:34:00Z 2008-09-23T05:31:24Z 松田拓弥  自販機で買ったジュースは、きっと出てくるのもジュースだろうと思う。  ただ、お金を入れて、飲みたいジュースのボタンを押せばいい。  でも、こればっかりはそうとも言えなそうだ。  まず、愛するって何だろうって考えてみたとき、だいたい途中で挫折する。答えが見つからない。  「答えなんて、ない?」なんていう使い古しで、なんとも魅惑的でロマンチックな結論を答えにしてみる。  で、眠りのなかで見た夢の人の微笑みを、愛だなんて呼んでみる。  そこでちょっと違う角度から攻めてみる。  なぜ愛するのか?  そんなことは特にどうってことはない。愛したいからだ。理由なんてないと思う。  一緒にいたいから?  ただたまたま、そのときそこにいたから?  「愛してる」って言われたから?  そんなんだったら、もうコロンブスの卵みたいな疑問も沸いてくる。  愛してるから一緒にいたいと思うんじゃないか? ... 雨宿り tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.314 2006-07-21T15:40:00Z 2008-09-23T05:31:24Z 松田拓弥  ぽつっぽつっと降ってきたら  ほんの少し歩みを広げて ほんの少し遠くへ向かう  そしてほのかな暗がりで  ズボンやシャツがまとわりついてる  僕は微笑みながら雨を拭く  やわらかな明かり  すべてがゆっくりにじんでゆく  今は光も影も解け合うんだ  まぶしすぎる光もなく  すべてがまぶたを閉じた名残のように  なにに追われることもなく  なにを追ってるわけでもなく  僕が傾くほうにだけ  同じだけ少しだけ  僕に寄り添い合ってくれるだけ  走って帰ったっていい  だけどずっとこうしていたい  その音さえ忘れてしまうような  ただ静かな眺めのなかで  遠くの景色とこのつま先に踊る雫とのはざ間で  ただ濡れてくままに感じてたい  僕が君を好きなのも きっとこんな感じなんだね  そう 君の手のひらで... ノート tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.282 2006-07-05T01:58:00Z 2008-09-23T05:31:23Z 松田拓弥  いつもズボンのポケットに折り曲げたノートを突っ込んでいた時期があった。思いついたこととか感じたことを、いつでも書き留めておけるようにしていた。  でもある日、それをどっかに落として失くしたとき、なんとなく自分自身までもがカラッポになってしまったような感じがした。  でも、そんなカラッポも悪くなかった。  空の色を知っている。虹色に変化して、夜になると黒くなって、時には大きな空のなかでいろんな色に染まってる。  空に虹が架かる。  空が虹になる。  空が虹に架かる。  夜空に三日月。  細くてキレイで鋭くて。  それは空よりずっと小さく見えるのに、夜空がその先端にひっかかってるようにも見える。そんなときがある。  そしてそんな夜は、満月よりも美しい。  満月は、人の心を狂わすという。  たしかにそんな気がした日もあった。なんとなくワクワクしてきたり、吸い込まれそうになるぐらい... 月明かり、咲いた tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.251 2006-06-23T15:50:00Z 2008-09-23T05:31:23Z 松田拓弥 月になりたい 長い夜にふと見上げた空に浮かんでる そしてあなたを見守って たとえ一瞬だったとしてもあなたに見つめられていたい 気づくことはないとしても いつもそばにいる ひとり涙の影にたたずんでしまう そんなときは少し瞳を上げてごらん いつもと変わらぬ夜空があるから そんなときはあなたの素直な気持ちをそっと 静かな月にはささやきそうな気がするんだ 優しい微笑か 小さな涙か わからないけど 素直な気持ち あなたの あなたの おいで おいでよ ほんの少し背伸びすればいいだけさ 僕はそんなに遠くない きっとそのとき あなたが月になってるからさ... OL ARS ML tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.214 2006-06-08T22:37:00Z 2008-09-23T05:31:21Z 松田拓弥 今日も部屋に明かりを灯す なんの意識も必要ない この街を彩る1つになる そんな意識は毛頭ない 今どこか遠くからこの夜景を眺めながら 感動してる人はいるんだろうか ほんのわずかかもしれないけれど また1つ輝きが増したことに気づいただろうか 今さらながら僕がこうして生きてることは そんなに大きな意味なんてないとは思う せっかく見つけた光なのに それをつかんだことがないから だけどほんの少し輝いている Oh, Light. All Right. So My Life.... Will tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.108 2006-05-17T19:48:00Z 2008-09-23T05:31:19Z 松田拓弥 言葉で気持ちを伝えきるのは難しい なにも言わずに抱き寄せるより “愛してるよ”と素直な心で踏みだせない 言葉はいつも気持ちの奥でにじむけれど 想いのすべてを伝えるのには足りなすぎる 一緒にいられるだけで幸せだけれど 不安で心が置いてきぼりで 笑顔の裏でそこに嵐のようにたたずんでいる 今のつらさは自分が一番感じられる だけどそれに気づいたときには ホントに傷む胸を抱えているのは誰なのか それも自分が一番わかってる 想い出重ねて傷も生まれて そこに幸せみたいな気持ちが芽生えて 一番キレイな笑顔が咲く 愛なんて存在すらもわからないって言うけれど わかろうとすればするほど見えなくなるよに感じられて 自分で探せば探すほど求めれば求めるほど その気持ちの下に隠れてしまって探してるモノより その指先に触れてくものだけ拾い上げてしまってる 見えないものほど見ていたいし この手で触れて感じたい...