気づけないの検索結果 tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/気づけない 2024-05-15T12:48:00Z Movable Type 4.23-ja 6 1 6 愛されたい tag:www.takuyamatsuda.org,2008:/TEST/2//2.436 2008-07-26T01:47:55Z 2008-09-23T05:31:29Z 松田拓弥 愛されたい 愛されたいよ 失うこと 忘れること ひとりでいることに いつしかもう慣れてしまった 愛されている それはもうずっと前のこと 愛されていた だけど忘れることもできないんだ 愛されることで傷つくこと 愛することで傷つけてしまうこと 愛して愛されてしまうことで その痛みにも気づけずにいること 愛することで痛みを忘れてしまうこと 愛されることで淋しさを見失ってしまうこと それってふたりぼっちと呼べるのかな ひとりじゃないから気づけないままでいていいことなんてあるのかな 愛するたびに見失って 愛されるたびに孤独になってく だけど愛されたいよ もうちぎれてしまうくらいに愛されたいよ 忘れることができないから きっとだれもが抱える孤独だから なにもかもを見失って 信じることを忘れてしまっても なににも気づけなくなってしまったとしても 淋しさや悲しみに言葉をなくしてしまっても 愛... ONI tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.308 2006-07-30T22:58:00Z 2008-09-23T05:31:24Z 松田拓弥 追いかけているつもりだった だけどいつの間にか追い越されていて その背中を見送るだけ 気づけば追いかけられていて いつの間にか逃げるようになっていた 果てしのないこの鬼ごっこ だけどどちらも逃げてしまえば 知らず知らず遠く離れてしまうんだ 見えなくなっても気づけないまま どこか遠くへ行っちゃうんだ... におい tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.284 2006-07-05T15:16:00Z 2008-09-23T05:31:23Z 松田拓弥  それだけで、すぐわかる。  昔っからそうだった。  人を、その人のにおいで判別してた…きっと無意識なのかもしれないけれど、シャンプーとか香水とか、その人が乗ってる車のそれかもしれないけれど、その人にはその人の“におい”ってのが必ずある。  抱かれたとき、抱いたとき、すれ違ったとき、触れたとき、いろんなときに、いろんなところで、いろんなにおいを感じてる。  それがやがては、その人のぬくもりに変わったり、その人の証になったり、その人との証になったりする。  一人ひとりがそれぞれで、絶対に、同じにおいは存在しない。  必ず「これ、○○のにおいだ…」って、なぜかひとり言みたいにつぶやいてる。  懐かしむように、記憶のなかに刻みこもうとするように。  でも胸のなかに記憶するときには、いつも必ず無意識なんだろう。  出逢ってすぐには、そんなにおいは感じない。  10回通ってもその国道の... tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.271 2006-06-30T04:13:00Z 2008-09-23T05:31:23Z 松田拓弥  自分の姿を、逆さまに映しだしてくれる鏡には、不思議な力を感じる。  …自分だけじゃなく、もっと他の、いろんなものをも映しているような気がする…  でも自分では、その「逆さまに映った姿」が、自分の知る自分の姿だったりする。自分の目で、自分を観察することは難しい。  その目で観察できるのは、自分の中身にしか向けられない。  他人から見た自分の姿が鏡に映しだされる。  自分の目で見れる自分の姿は、他人には見えない。  出かけるときに鏡で身だしなみのチェックをするのは、そのせいかと思った。  もし、もう一人の自分がいて、そいつが正面に立ってこっちを見たとしても、それもまた他人が見てる自分の姿を眺めてるに過ぎない。視点はそれと同じで変わらない。  【鏡とは、何か?】  【自分じゃないものを映すもの…そう、自分以外】  自分じゃなきゃ気づかないことがある。自分じゃなきゃ気づけないことが... 追憶 tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.81 2006-05-09T11:50:00Z 2008-09-23T05:31:18Z 松田拓弥 想い出って、実はすごく遠いのに、すごく近くに感じてしまう。 いつの間にか過去でできた道の上を歩いてる。 それが未来につながってるとは自分でも気づけない。 そこに必死になってしがみついて、いつまでも過去を過去にできなくて、 昨日が今日に重なって、今日が明日ににじんでくような、そんな気がしてならない。 過去を過去と言い切れる、過去を過去に変えられる、 過去を過去として受け入れられる、ごくありふれた時計が欲しい。 でもそんな時計があっても、きっとあとからあとから追いかけそうな気もするから、 あまり意味がないかもしれない。 でも、追いかけられない記憶も、あまり意味がないような気もする。 忘れてしまった記憶を、記憶と呼べるかもわからない… 恋人とかそういうんじゃなくて、ただ単に不思議に思うことがある。 好きだったから一緒にいたのか? 一緒にいたから好きだったのか? 「その黒いズボンいい... 手探りなのだ tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.17 2006-04-09T21:25:00Z 2008-09-23T05:31:15Z 松田拓弥 そんなにたいしたことじゃない 人ごみのなかですれ違う人と視線も合わないことなんて 誰かが死んでも涙のたった1粒もこぼれてこないことも 笑顔のなかに埋もれた泣き顔見つけられないことだって だけどそれじゃつらいんだ 伝えたいこと涙以上にたくさんある 笑顔よりもいっぱいある 誰もがそれを心に抱いて生きてんだ そんなにデカいことじゃない 背中を丸めて歩いてくおばあちゃんに微笑みかけてみることも 笑い合ってる恋人たちに自分のなかのクラクションを鳴らしてみたり 黙ってこっちを見上げてる真っ赤な目をした子供の頭を撫でることも だってみんな生きてんだ ありふれてても優しい気持ちに触れていたい 笑顔に表も裏もないだろう 誰もができれば笑い合って生きてたいんだ 今はまだ何もかもが手探りで なにを探してるかもわからずに あっちへ行ったりまたこっちに戻ったりの毎日で 悪あがきのようにかき集めていくも...