泳ぐの検索結果 tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/泳ぐ 2024-05-16T20:49:03Z Movable Type 4.23-ja 2 1 2 月と道 tag:www.takuyamatsuda.org,2008:/TEST/2//2.439 2008-09-08T20:42:46Z 2008-09-23T05:31:29Z 松田拓弥 いつか屋上でふたり並んで寝転んだ夜 きみの鼻先に止まった半分の月 ぼくはそれが欲しかった 今はあまりに広く限りなく 果てのないぼくの前 道なき道ができてんだろう ぼくはそのなかをきっと歩いていくんだろう 振り返ればそこには道があって きっと足跡が作った影なんだろう あまりに細く節くれだって 何度も同じ場所で立ち止まっていたんだろう なにもないのはすごく怖い 海の上を歩くような 土の中を泳ぐような 海も土も闇じゃない きみは夜空を見上げてたのに ぼくにはじっと月を見つめているようだったんだ 明日も未来もその先も きっと見失ってしまってた お互い違う場所を見ていたんだ この先のどこかに行き止まりはあるのかな そこで終わる そして始まる ぼくの前 きみのうしろ どこまで行けばいいのかな ふたり並んでいいのかな そしたらいつかまた見失っていくことが増えそうなんだ ずっと見つめていたは... 時の砂 tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.144 2006-05-24T15:30:00Z 2008-09-23T05:31:20Z 松田拓弥 豆電球 ランプ 灯台 街の街灯 蛍光灯 ペンライト ヘッドライト スポットライト サーチライト 月 太陽 そして星 時代の底には時間という名の川が流れ そこを泳ぐ魚のように多くの文明が築かれた ただの砂を金に換える 錬金術師はいつになったら現れるのか 時は繰り返されるという 悪戯のように風の向きが変わるからか 名刺がわりに年を差し出す だけど人は忌み嫌う いつか宇宙が地図になったら その尺度は時間になるのか どこかの地図上ではかつてこの国が呼ばれたように この惑星はいつか「黄金の星」と言われているかもしれない...