消えたの検索結果 tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/消えた 2024-05-18T23:58:43Z Movable Type 4.23-ja 14 1 14 春夏秋冬 tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.422 2007-06-08T19:19:00Z 2008-09-23T05:31:27Z 松田拓弥 君とのことは季節ごとに刻まれて 何年前でも昨日のように蘇る 時での区切りは消えてしまった いつからだろう そんなことも意味がなくて 思いだすたび君がいる 春夏秋冬 いつの季節も短くて長い1年 また次の1年も同じように時はめぐる 季節はずっと変わらなかった そして君が季節のなかから消えた日に また季節が新たな時を刻みはじめた... 終わらない君 tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.397 2007-03-20T20:08:00Z 2008-09-23T05:31:26Z 松田拓弥 この孤独感に果てなどないの その不安に終わりはないの どうなの いつからか芽生え いつからか途絶え そしてまた今から 始まろうとしている いつか言えなかった「好き」ってひと言を いつも伝えきれなかった“永遠”の意味を どれだけ涙を流しても途切れることのなかった別れ そして出逢いがそれを忘れさせた だけどそれはいっときだけで どれだけの人と触れ合ってても ふとそれが頬をかすめただけで どんどんふくれてしまう 幸せを少し感じるたびに 不安もどんどん大きくなって 不安でいっぱいになるたびに ホントはいらないはずの孤独を求めてしまう 手に触れた瞬間に そのすべてが自分のなかに消えてしまったようで ぬくもりの実感を見失ってしまいそうになる だけど消えずにあるんだね 孤独のなかで眠ってしまいそうになるたびに ふと静かに目が覚めるんだ それは自分が感じようとしてないだけなんだって 消えたん... not SEX tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.351 2006-09-15T18:01:00Z 2008-09-23T05:31:25Z 松田拓弥 【人間の3大欲求】だという。  食欲。睡眠欲。性欲。  いや、違うな。最後が違う。  食欲。睡眠欲。知欲。  腹がへれば食べたくなる。  起きてりゃそのうち眠くもなる。  ただ、性欲ってやつが……どうも違うような気がしたこの頃。  そこは“知る”ってことだと思うわけよ。  そのなかに含まれてるもんなんじゃないかと思えてきたわけ。  気になる人がいると、その人のことを知りたいという気持ちが、どこからともなく沸いてくる。  で、その人を知っていくっていう過程のなかにセックスだとか、性欲っていう部分があるんじゃないかと……  はっきりしない。自信もない。  おれも男だ。  やっぱり人によってセックスだとか、性欲っていうものに対する考え方というか、とらえ方が違うとも思うわけだ。  “セックスレス”っていう言葉が一気に表面化してきた。  思いっきり衝撃を受けた一人。  性欲っていう部分... tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.328 2006-08-21T15:49:00Z 2008-09-23T05:31:24Z 松田拓弥 空が重い いつからだろう こんなふうに大きすぎるものを背負うように 地面を見つめながら歩くようになったのは 空は広い いつからだろう こんなふうに見果てぬ空の雲を追うように その向こうへ憧れるようになったのは 届けたいよ 同じ空を見上げる君に 届けてよ 同じものを背負う君に もう消えたいと願うなら 僕のもとへ ここへおいで 僕は君を願うから... その理由に濡れた朝露 tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.301 2006-07-24T14:55:00Z 2008-09-23T05:31:24Z 松田拓弥  部屋に帰ってきたら、まずパソコンをつける。何よりまず、パソコンをつける。  そして、心のなかで誰かがお経を唱えるてるようなブイ~ンって鳴ってるのを背筋に感じながら、その日着ていた服を脱ぎ、きちんとハンガーにかけて、部屋着になる。  椅子に座って、タバコに火をつける。音楽をかける。とりあえずコンポに入ってるCDをそのままだ。  階下に行って、ジュースか麦茶かウーロン茶をグラスに注ぎ、ブラシで手を洗って、また部屋に戻ってきて1本めのタバコを灰皿へ。  そして2本め……  頭がおかしくなりそうだ。  誰もいないベッド。まわさない扇風機と、開け放たれた窓の外から聞こえてくる真夜中の声。風。雨。スピーカーから聴こえてくる聴き慣れた歌声。働かない脳ミソ。なんのために詰まってるのかもわからない。  なんも考えてない。  ただ指先が心のままにキーボードを打ちつづけてる。だけど感じてるのは、... 素直でいこう tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.278 2006-07-03T00:22:00Z 2008-09-23T05:31:23Z 松田拓弥  趣味:人間観賞  人を見ること。観察すること。日記。メモは取らなくても、なんとなくボヤけて残る人の輪郭。行動。しぐさ。靴。髪。腕時計。  誰でもいい。  とにかく自分を見て欲しい。  ここにいる自分を見てほしい。  胸の内、全部を吐き出すなんてできやしない。誰にも言えずに、どんどん自分のなかに積み重なってく。  自分のなかの、自分の本音。  人がじっとこちらを見てる。それに自分は気づかぬフリ。得意なのは、そんな“フリ”をしてみること。  相手が気づけば、こちらは全然見てないフリ。それは単なる暇つぶし。人のことなんて、ホントは特にどうでもいい。  自分のなかの、自分の建前。  名前も知らないあなたを見るから、自分を見てほしい。  他人だけど興味を持つから、わたしに興味を持ってほしい。  だけどわたしはあなたに興味がない。見られても、見ない。声をかけてくれたとしても、わたしはそ... 期待 tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.212 2006-06-08T12:53:00Z 2008-09-23T05:31:21Z 松田拓弥  頭ではわかってる。  でも、なかなかできないことがある。  今でもはっきりと、細かいところまで鮮明に憶えてる。そしてその言葉も、今なお心の奥底に刻み込まれてる。  改めてあのとき教えてもらった、本当に嬉しかった言葉…  高校2年の2学期、体育の評価は“4”だった。  生まれてはじめてのことだった。小学校の始めての成績表までさかのぼってもそれは、初めてのことだった。  体育なら、絶対の自信があった。成績や数字のつくものなら、常に最高のものしかもらったことがなかった。もっとも苦手な水泳でもそれは同じことだったのに…  その日、すぐさま先生のもとへと難クセつけに体育準備室まで走っていった。  先生は、いつもどおり細い缶のコーラを飲んでいた。いつもと違うのは、落ち着かなげにそこのなかをブラブラ歩いてたことだ。  俺の顔を見ると、その足が止まった。 「おう、どうした?」  どうしたじ... 時の架け橋 tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.207 2006-06-07T14:39:00Z 2008-09-23T05:31:21Z 松田拓弥  ちょっとばかり【永遠】っていうのについて考えてみた。  その“永遠”っていう時間が果てしなく続くことなんだろうか?  その“瞬間”がずっと果てしなく続くことなんだろうか?  その“時間”っていう捕え方そのものがなくなることなんだろうか?  永遠って考えてみると、“明日”とか“今日”とかっていう先のことがなくなってしまうような気がする。  今しかない。そしてそれが、ずっと果てしなく続く。  流れつづける時は消えた。  でも、それってイイことなんだろうか??  明日がない。  たしかに“今”じゃなきゃできないことってある。  でも、それと同じように明日じゃなきゃできないことってのもあるはずだ。  明日じゃなきゃ、やって来ない時間がある。やって来ないコトがある。それがある。  「Yes」だったものが、ほんの一瞬後には「No」に変わるように、時も刻々と移り変わって、「No」だったも...