鼻歌の検索結果 tag:www.matsudatakuya.org,2024:/tm//feed/鼻歌 2024-05-09T13:58:23Z Movable Type 4.23-ja 4 1 4 iPodか、Hi-MDか…… tag:www.takuyamatsuda.org,2007:/TEST/2//2.386 2007-01-25T17:57:00Z 2008-09-23T05:31:26Z 松田拓弥  はぁ~……  先日、もうかれこれ長いこと連れ添ってきたHi-MDのウォークメンが壊れた。  なんだろう。  どれぐらいだろう。  計り知れないぐらい、もんのすごいんだけど……  雨の夜、突然飛び出してきた車とぶつかったときよりショックだった。  自転車パクられたときよりショックだった。  いくつもの季節を乗り越え、雨の日も、雪の日も、健やかなる時も、病めるときも、誰にも何にも負けないぞとともに突き進んできた心の友。  しかしながら、パソコンにつなげば、ちゃんと動く。  ACアダプターをつけても、ちゃんと動く。  ただ、バッテリーだけでは動いてくれない。  ウォークメンの意味がない。  もう、ともに歩んじゃくれないのかい?  もう、ともに立ち向かってはくれないのかい?  嗚呼、ランドリー……  嗚呼、この絆は永遠だと僕に安心をくれた心の友よ……  そこでだ。  新たにお見合い... その理由に濡れた朝露 tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.301 2006-07-24T14:55:00Z 2008-09-23T05:31:24Z 松田拓弥  部屋に帰ってきたら、まずパソコンをつける。何よりまず、パソコンをつける。  そして、心のなかで誰かがお経を唱えるてるようなブイ~ンって鳴ってるのを背筋に感じながら、その日着ていた服を脱ぎ、きちんとハンガーにかけて、部屋着になる。  椅子に座って、タバコに火をつける。音楽をかける。とりあえずコンポに入ってるCDをそのままだ。  階下に行って、ジュースか麦茶かウーロン茶をグラスに注ぎ、ブラシで手を洗って、また部屋に戻ってきて1本めのタバコを灰皿へ。  そして2本め……  頭がおかしくなりそうだ。  誰もいないベッド。まわさない扇風機と、開け放たれた窓の外から聞こえてくる真夜中の声。風。雨。スピーカーから聴こえてくる聴き慣れた歌声。働かない脳ミソ。なんのために詰まってるのかもわからない。  なんも考えてない。  ただ指先が心のままにキーボードを打ちつづけてる。だけど感じてるのは、... 気取った子供の鼻歌 tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.233 2006-06-12T04:39:00Z 2008-09-23T05:31:22Z 松田拓弥 真っ赤に染まった夕闇が 不安や孤独を携えて あっちの空からやって来る ドシーン ドシーン 大きな足音響かせながら 地面が揺れて胸が震えて 恐怖と期待が頭をもたげる こっちの空にもまたたく星 Truth Truth 夕陽や夜に震えることもなくなるのかな 事あるごとに足がすくんで 静寂 沈黙 立ち止まって 自分の鼓動をしばらく聞いてる クソったれ こんな自分もいつかは愛せるのかな 好きな歌の真似ばかりさ 簡単なのしか選ばないコードを弾きながら 結局それしかできないと 嘆きの歌詞を口ずさむそんな自分をはじき飛ばして 目の前であぐらをかいてる現実のなかへ バカヤロー こんなはずじゃなかったとごまかす鼻歌 そんなものも愛せるときがいつかは来ると... クロス tag:www.takuyamatsuda.org,2006:/TEST/2//2.27 2006-04-14T15:53:00Z 2008-09-23T05:31:16Z 松田拓弥 どんなに言葉を費やして 自分を隠してきただろう 自分の知るすべての言葉を費やして どれだけ嘘をついただろう 自分の知る言葉で 知らない自分を覆ってきた ありもしない理由を作りだしては 無意味な結果を消してゆく だからなにも理解できなくて 言葉はいつも蜃気楼の檻の中 今までのなにかを変えるために 今日も明日もあさっても その繰り返しの繰り返しで 結局なにも変えられなくて だけど終わりはまだまだ来ない “結局”なんてたった2つの言葉を使うには まだまだ今じゃ早すぎる ずっと止まったままだった 時計の針はさっき手のなかで 今また動きはじめたばかりだから 小さく小さく 友達が笑顔も連れていって 他人の隙間を吹き抜ける季節の風の口笛に 自分の居場所もわからぬまま ひとり 交差点で鼻歌なんてね だけど嘘をつくために言葉を憶えたわけじゃない 自分の居場所を探すため...