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鏡のなかの向日葵
- Posted date: 2009年2月19日 02:03
悲しいけれど自分が遠く 淋しいけれど君は遠く 「好き」って言葉を口にするほど その気持ちを自分に押しつけてしまってる そんな気がする 鏡に映ったものを触れようとするように 想えば想うほどそこにあるはずの心 距離と輪郭を見失ってく でもきっと 本当は触れてるんだ その感触に自信が持てなくなってくだけ 気持ちばかりがどんどんどんどん実感だけをふくらませて いつからか爪を立ててつかむことができなくなってる どんなに大切に思ってたって どんなに繊細なものだって 臆病になっちゃ流れ星 夜空は悲しみを映す鏡じゃないんだ ましてや星は涙じゃないから 「好き」って言葉は 自分にかける魔法じゃないから 欲しいものを手にするためなら 平気で嘘をつけるほどの強さが欲しくて 鏡の自分に手を伸ばす 自分自身とは手をつなぐことだって こんなにも簡単なことなのに どうして向日葵は あんなにも高いところに咲...
ピザハットのクーポンが電話注文でしか使えない件。
- Posted date: 2008年11月 8日 15:40
ピザといえば、≪ピザハット≫ !! どうしたって≪ pizza hut ≫ !! ≪ PIZZA HUT ≫以外は考えられない!! ──── 違う? そう、俺様はピザが大好き!! ほぼ毎月、いや、毎週のように食べておる。 食べるメニューもほぼ固定。 半年間で6回以上注文したらなれるというピザハットクラブの “ GOLD メンバー ” には、間違いなくなってるはず。ランクアップ方式で見れば、さらに “ プラティナメンバー ” に、いや、 “ ブラックメンバー ” にまで登りつめてること間違いなく思う今日この頃。 でもまあ、一番好きなのは≪ CHICAGO PIZZA ≫なの。 実際何回かした食べたことはないんだけども、たしかすごくリッチな気分にひたれた。届けてくれるピザの箱も、すげぇスタ...
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- 自分らしさ
- Tag :
- Communication, Feeling, Myself, PIZZA, Ranking, Taste good, Thinking
裏切り : 第十七章 『 光 』
- Posted date: 2008年10月31日 10:56
『裏切り』の第十七章。...
月と道
- Posted date: 2008年9月 9日 05:42
いつか屋上でふたり並んで寝転んだ夜 きみの鼻先に止まった半分の月 ぼくはそれが欲しかった 今はあまりに広く限りなく 果てのないぼくの前 道なき道ができてんだろう ぼくはそのなかをきっと歩いていくんだろう 振り返ればそこには道があって きっと足跡が作った影なんだろう あまりに細く節くれだって 何度も同じ場所で立ち止まっていたんだろう なにもないのはすごく怖い 海の上を歩くような 土の中を泳ぐような 海も土も闇じゃない きみは夜空を見上げてたのに ぼくにはじっと月を見つめているようだったんだ 明日も未来もその先も きっと見失ってしまってた お互い違う場所を見ていたんだ この先のどこかに行き止まりはあるのかな そこで終わる そして始まる ぼくの前 きみのうしろ どこまで行けばいいのかな ふたり並んでいいのかな そしたらいつかまた見失っていくことが増えそうなんだ ずっと見つめていたは...
- Category :
- Poetry
- Tag :
- いつか, きっと, きみ, ずっと, なにもない, ふたり, ぼく, また, 並んで, 二人で, 今, 今度は, 前, 半分, 同じ場所, 向き合おう, 夜, 夜空, 始まる, 屋上, 影, 怖い, 明日, 星, 月, 未来, 欲しかった, 歩いていく, 歩く, 泳ぐ, 海, 立ち止まっていた, 細く, 終わる, 行き止まり, 見つめて, 見つめている, 見上げて, 見失って, 足跡, 道, 違う場所, 重ねて, 闇
サンタクロースのヒゲ
- Posted date: 2006年7月31日 02:49
小さなころは同じ夢を見ていたけれど 今はなにもお願いなんてしなくなって この日だけは聞こえてきそうな鈴の音に いつもの夜空へ「ありがとう」とつぶやいている クリスマスにはサンタさんは一人じゃない その不恰好な帽子の数だけ夢や希望や笑顔があって そっとそこに贈り物を渡したサンタクロースも きっとそれより大きなものをもらってる もしもお願いするのなら その気持ちをずっと変わらず持っててほしい もしもなにかをくれるなら 時には主役になれるヒゲがほしい サンタクロースに逢えるのは イヴの夜と眠ったフリのときじゃない ずっといつもそばにいる ずっとそばにいてくれる...
七夕
- Posted date: 2006年7月 7日 21:34
星の夢に夜空の闇をにじませて めぐり逢えずに去ってゆく時の波を この頬を伝った嬉し涙ですべてを洗い流してくれたなら 二人を隔てた川のほとりもやがて溶けてゆくだろう 七夕にまたたく星たちが きっと二人の時計を狂わせて 悪戯好きな子供のように 二人を空から包んでくれているはずだから めぐり逢えずに去っていった時の涙か… めぐり逢いに心をなぞった星の涙か… 時に、人が心の内にある気持ちや情景を言葉にするときには、まるで別の景色を映すことがある。 でも詩とかそのへんのことなら、人それぞれの受け取り方があっていい。俺はとにかくいろいろ書いてみるけれど、そのときの自分の考えや気持ちや、そこにあった景色を押しつけようとは思わない。単に自分が表現したい、表現してみたい、残しておきたいと思うだけで、自分と同じく誰もが共感してほしいとかも思わない。 なんか誰もが見れるホームページに公開して...
ノート
- Posted date: 2006年7月 5日 10:58
いつもズボンのポケットに折り曲げたノートを突っ込んでいた時期があった。思いついたこととか感じたことを、いつでも書き留めておけるようにしていた。 でもある日、それをどっかに落として失くしたとき、なんとなく自分自身までもがカラッポになってしまったような感じがした。 でも、そんなカラッポも悪くなかった。 空の色を知っている。虹色に変化して、夜になると黒くなって、時には大きな空のなかでいろんな色に染まってる。 空に虹が架かる。 空が虹になる。 空が虹に架かる。 夜空に三日月。 細くてキレイで鋭くて。 それは空よりずっと小さく見えるのに、夜空がその先端にひっかかってるようにも見える。そんなときがある。 そしてそんな夜は、満月よりも美しい。 満月は、人の心を狂わすという。 たしかにそんな気がした日もあった。なんとなくワクワクしてきたり、吸い込まれそうになるぐらい...
櫻
- Posted date: 2006年7月 5日 00:02
夏の桜は花火だった 月並みだけれど咲いて散ってく 色とりどりの景色を見せては 夢のように枯れていった ずっと眺めてたいとは思えなかった どうせ消えるものなんだって 先が見えたと感じてしまうから それなら最後に夜空も見上げることもなく 途切れることなく火をつけていく人でいたい 桜に見とれることもなく その花びら1枚の美しさを知っている人でありたい...