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裏切り : 第十七章 『 光 』
- Posted date: 2008年10月31日 10:56
『裏切り』の第十七章。...
月と道
- Posted date: 2008年9月 9日 05:42
いつか屋上でふたり並んで寝転んだ夜 きみの鼻先に止まった半分の月 ぼくはそれが欲しかった 今はあまりに広く限りなく 果てのないぼくの前 道なき道ができてんだろう ぼくはそのなかをきっと歩いていくんだろう 振り返ればそこには道があって きっと足跡が作った影なんだろう あまりに細く節くれだって 何度も同じ場所で立ち止まっていたんだろう なにもないのはすごく怖い 海の上を歩くような 土の中を泳ぐような 海も土も闇じゃない きみは夜空を見上げてたのに ぼくにはじっと月を見つめているようだったんだ 明日も未来もその先も きっと見失ってしまってた お互い違う場所を見ていたんだ この先のどこかに行き止まりはあるのかな そこで終わる そして始まる ぼくの前 きみのうしろ どこまで行けばいいのかな ふたり並んでいいのかな そしたらいつかまた見失っていくことが増えそうなんだ ずっと見つめていたは...
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- Poetry
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- いつか, きっと, きみ, ずっと, なにもない, ふたり, ぼく, また, 並んで, 二人で, 今, 今度は, 前, 半分, 同じ場所, 向き合おう, 夜, 夜空, 始まる, 屋上, 影, 怖い, 明日, 星, 月, 未来, 欲しかった, 歩いていく, 歩く, 泳ぐ, 海, 立ち止まっていた, 細く, 終わる, 行き止まり, 見つめて, 見つめている, 見上げて, 見失って, 足跡, 道, 違う場所, 重ねて, 闇
ペットが可愛いのは、自分が主人と感じれるからである。
- Posted date: 2007年10月31日 05:17
“癒し”とは、“安心”である。 悪く言えば“優越感” ──── 犬。 自分より弱いものであり、自分より劣っているものであり、自分を見上げてくれるものである。 しかしながら、自分が見上げるっていうのも、特に問題はない。尊敬や敬意、憧れという感情は、むしろ、どこかしらに求める傾向がある。 それがないと、退屈というか、刺激というか、自分にすら張り合いがないと感じてしまうようにさえなる。 それはなぜか? “目標”みたいなものがなく、自身の人生というものの“ゴール”みたいなものを見失ってしまうからである。終わりがないと、ダラダラする。なあなあだ。堕落や怠惰。グータラ。 それはもっとも嫌悪感を沸かせる生活態度であると同時に、もっとも理想的な暮らしでもある。 どうだろう? 恋人にしろ友達にしろ、少なからず自分が尊敬できる部分、あるいは憧れやすげぇと思える部分がないと、...
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- ゲロ古
なんでもいいから書きゃ~いいんだよ。イインダヨォ~。
- Posted date: 2007年7月 1日 01:25
いやぁ~、どうしよう…… 困るし、まいるし、ブログ閉鎖の危機かもしれん…… 今まで俺様がやってきたことって何だったんだろう…… あまりにも詩のニーズがない。 おっとー、何をおっしゃるウサギさん。 詩のサイトだって飛ぶ鳥並みのアクセス数を誇るサイトはゴマンとあるじゃないか。 つまり、俺様が書いた詩のニーズがないっつーだけの話だ。 いやぁ~、ホントに本気でどうしようか。 タイトルだけでもヒットチャート賑わしまくってる歌手さんの歌のタイトルでも拝借しちゃおっか。 持てる知識をフル導入してHTMLだけでも裏技的に、かつ邪道なやり方でアクセスアップを狙おうか。 詩を読む人にソースコードまでわざわざ覗こうなんて人はいないだろう…… ……グヒ。 ちょっと思いついた。 そのやり方はCSS。ブログが前提。 記事の編集部分で、本文を書きだす前にdivを一つ設置。ここ...
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白
- Posted date: 2007年5月 9日 00:46
まっしろい空 雲だなんて思ってんだろ? でも違う これ全部僕の思いだ 目が覚める直前て まぶたの裏がまっしろなんだ ドギツい緊張感じたように これから今日が始まるぞって 昨日までの暗い影を 今日に落さないように と 実際なにも感じてない ただまた今日が始まっていく いつもなんとはなしに抱えてる 自分の優しさ感じてる だけどイキがって強がって我慢して だけど淋しさぶつけられる場所もなくて 感じた怒りの矛先は結局いつも自分に向いてる いつも気がつくみんなの優しさ それにいつも自分も応えようとはしてるんだ だけど一生懸命がんばっちゃう がんばってがんばって がんばったら 自分だけが優しいなんて がんばる必要なんてないなんて 優しさなんて なんてね いつも新しい朝を迎えるたびに 変わってない自分と向き合うんだ がんばれなんて言われたって もうこれ以上なにをがんばれるの 弱さを見せても...
sine
- Posted date: 2007年4月17日 07:16
同じ目線で見ていたはずが 少しずつそれが反射を始めて いつかは自分に跳ね返ってくるような 天井みたいに感じてしまう 自由を手にしたはずだったのに それも結局鏡のなかに見つけただけで 僕の目の前で乱反射を繰り返してる 誰もが幸せそうに見えてくる 僕だけ取り残されてしまったようで いつの間にか腰を折ってうずくまって 座り込んで膝を折って泣いてしまって 少しずつ気楽さなんかを引き寄せながら 今となってはそびえるような高い壁に その背中を預けてる 自分で作った制限どおりに 誰にも迷惑かけないように 日常ってやつをやり過ごしてきたはずなのに 今は暴挙と思えるほどに笑い狂って空虚 夢手放して自由を手にしたはずだった だけど夜も眠れないんだ 三角形しか作れなかった母のおにぎり 今はコンビニで買ったそれの角を噛み砕きながら 空腹を満たすだけの味気なさを感じてる 「がんばらなくていいんだよ」っ...
俺様の小学校のときのミニバスの顧問は、三浦先生 ── 略して“ミーセン”だ。
- Posted date: 2007年4月17日 02:25
B専:恋人はブサイク。 今巷の女性たちのあいだで、その“B専”なる“彼氏はブサイク専門で”っつーのが話題を呼んでいるらしい。こないだテレビでやってた。実際にそういうカップルを番組内で紹介してもいた。 昨日か? おとといか? いや、おとついか? んじゃ、一昨日って書いておこうか。 なんかインタビューのなかでは、さんざんなこと言ってた。 自分をその“B専”だという娘さんのお母さんも賛同していた。そこに一人、片耳のピアスを揺らしながら反論するお父さんが、なんとなく強くたくましく、そしてカッコよく見えた。 で、恋愛サイトに登録する女性たちの談合でも、これまた“ムカつく”だの“最悪”だのぶちまけてた。 まさに言いたい放題だった。 番組のなかでは、いろんな段階を踏むようにして“B専”を紹介していた。 まずは“mixi” ── そういうコミュニティーがあって、現時点で1...
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雪
- Posted date: 2006年11月22日 19:02
雪が降ってきた 初めてなんかじゃないはずなのに いつも空を見上げてしまう 雪のない時季を僕は知らない まるでそれがないかのように 降っては溶けて またときがきたら降ってくる どんなにわずかな隙間にも すべての景色に降り積もる きっと僕の見えないところにも こんなにも憎いのに こんなにも美しい 所在なげに漂いながら まるで自分の居場所を探すように 彷徨いながら迷いながら やがて景色のどこかに落ちてゆく それでも風に揺れながら でもどこかへ吹かれることもなく 吐息と同じ色をしてる きっと同じ見えないものの結晶だから いつもまっさらな色で見えるものすべての上に降り積もるんだ まるで過去のように そしてそれは愛のように また雪が降ってきた そう……また雪が...