- Search : “ いつか ”
- 392 found
Yet
恋愛に、間違いなんてことはない。 間違った恋愛なんてない。 …そう信じたい。 科学で証明なんてされたくない。 科学で証明できるなら、俺はそれを疑いたい。 法律で裁ける気持ちがあるのなら、 そこに小さくも大きな、優しくも厳しい罪を犯そう。 恋愛は、 頭のなかでするんじゃなくて、 心の奥でしていきたい。 人を愛する心には、どこにも間違いなんてありゃしない。 人を愛せる心を間違いなんて言われたくない。 何1つとして… そう、何1つ… 忘れることを忘れるほどに 人を強く愛したい。 愛する人を、強く深く愛したい。 そこに間違いなんてありはしない。 だけど今は、 証明できずに、ただそれを信じるだけ…...
震える肩に…
なにを守ろうとしているのか この腕… なにを抱えようとしているのか この腕… なにをつかまえようとしているのか この腕… そんなに自分ばかりを抱きしめて… もっと本当に抱きしめたい人がいる もっと本当に伝えたいことを伝えたい人 だけど抱きしめられるのは自分の震える肩だけで その人の腕を求めるほどに遠ざかってく 消えかけた影やぬくもり 消えない想い 抱きしめたいのは自分じゃない ただこの震えを止めたいだけで ただこの想いが届けばいいと願うだけで 抱きしめたいのは自分じゃない 本当に抱きしめたいのは この震える肩のあいだにある 自分の想いとホントのぬくもり たったひとりじゃ生きてはいけない たったひとりで強がることはできるけれど ホントは怖くて不安で泣きだしたいぐらい つらいときはこうして自分を抱いてあげられるように 愛する人の震える肩を 同じように抱きしめたい 泣いていいんだよ...
秋色の月
まぶしすぎた夏が終わり 別の季節がめぐりくる 月が少し傾いて 地上の闇を撫でてゆく ゆっくりと夜の針が長くなる まぶしすぎた陽の光 その色濃い影をうっすらと 優しさばかりがかすませる 雨色の空に淡く光る月の陽だまり...
Will
言葉で気持ちを伝えきるのは難しい なにも言わずに抱き寄せるより “愛してるよ”と素直な心で踏みだせない 言葉はいつも気持ちの奥でにじむけれど 想いのすべてを伝えるのには足りなすぎる 一緒にいられるだけで幸せだけれど 不安で心が置いてきぼりで 笑顔の裏でそこに嵐のようにたたずんでいる 今のつらさは自分が一番感じられる だけどそれに気づいたときには ホントに傷む胸を抱えているのは誰なのか それも自分が一番わかってる 想い出重ねて傷も生まれて そこに幸せみたいな気持ちが芽生えて 一番キレイな笑顔が咲く 愛なんて存在すらもわからないって言うけれど わかろうとすればするほど見えなくなるよに感じられて 自分で探せば探すほど求めれば求めるほど その気持ちの下に隠れてしまって探してるモノより その指先に触れてくものだけ拾い上げてしまってる 見えないものほど見ていたいし この手で触れて感じたい...
青色の水
それはまん丸の花瓶のなかに入っている。 いつも倒れそうで倒れない丸い円い花瓶の中に入ってる。 大きく揺れることもあるだろう。 静かにたなびくこともあるだろう。 もしかしたら、それはもう倒れてしまっているのかもしれない。 倒れてないとは誰にも言えない。 ただ青色の水がそこにはある。 もしかしたら、花瓶すらないのかもしれない。 それがあるとは誰にも言えない。 見えるものがすべてじゃない。...
………
ホントはすごくつらいだろ? …弱音吐きなよ ホントはそんなに強くないだろ? …泣いたっていいんだよ...
トンネル
昔あそんだ近くの公園 ふと止めた靴のつま先 小さな石が大きな音を立てていた ふと見た砂場の子供たち みんなでトンネル作ってた 一生懸命作ってた みんなで汚れて みんなで笑って 楽しそうに作ってた つながったトンネルの向こうで友達の手に触れた 笑って 笑って 大きな声で笑ってた 嬉しそうに笑ってた いつかの景色が僕の足もとすり抜けたけど 今はだれかの舌打ちすらも聞こえない 風が僕にむなしさ連れて 消せない景色を求めてる 見えないボールを探したあの日 今度は僕が舌打ちしてた そしてまた歩きはじめる...
チクタク
過去は未来の積み重ね でも未来は過去に埋もれない...